あらすじ
本書はアグネス・チャンさんが初めて記した、子育て「食育術」の一冊です。
3人の息子さんがスタンフォード大学に入学したことでも知られていますが、その子供たちの明晰な頭脳と健康な体を、食を通してどう育んだのか?
そのすべてが24の章でつづられています。
どんな時に何を食べるといいのか、何が悪いのかといったことはもちろん、食べ物を介して親子のコミュニケーションの方法、大切さも語られています。
さらに、巻末にはいつもの食材で簡単に作れる、アグネス家のレシピを効能別に掲載。
著者本人も「子育て中のママはもちろん、パパにもぜひ読んでほしい。満足できる一冊に仕上がりました」と語っています。
近年、さまざまな角度から食の安全性、大切さに注目が集まっています。
そんな現代だからこそ知ってほしい知識を、アグネスさんならではのユーモアと温かさで包んだ本書。ぜひ手に取ってご覧ください。
<目次>
はじめに
食の教育は活きる教育
Chapter1
子供が生まれる前から子供のためにできる食べ方
Chapter2
産後の体をいたわる食べ物
Chapter3
母乳はお母さんが作り出す最強な食事
Chapter4
離乳食は一生影響します
Chapter5
無意識の時期
Chapter6
8歳からの脳の選別で14歳でオンリーワン
Chapter7
食べさせる前に我が子の体質を知る
Chapter8
何を食べさせればいいのか?
Chapter9
何を控えればいいのか?
Chapter10
食事の変化で脳を刺激する
Chapter11
弁当は愛情のコミュニケーション
Chapter12
夕食を1日の最高な時間に
Chapter13
独食は絶対にさせない
Chapter14
料理は学習力を高められる
Chapter15
食べ物でお祝い
Chapter16
好き嫌いがあっても慌てない
Chapter17
食が細い原因を探ろう
Chapter18
我が子は太り過ぎ?
Chapter19
風邪対策
Chapter20
眠れぬ夜
Chapter21
脳に良い食べ物
Chapter22
家事の中で料理の優先順位は高い
Chapter23
家ご飯に友達を呼ぶ
Chapter24
コンビニをうまく使う
おしまいに
- Agnes Recipe -
サツマイモの糖水
人参水
蒸し魚
お粥:レバーと肉団子
豆乳、卵と銀杏の糖水
卵とトマトのスープ
お茶の卵
オランジェット~チョコとオレンジの皮のお菓子
キャベツと豚肉の餃子
レタス、ブロッコリー、ほうれん草の炒め物
炊き込みご飯青梗菜と豚肉
レンコンと豚肉、干し椎茸のスープ
りんごと豚肉のスープ
梨と豚肉のスープ
冬瓜、干しエビ、豚肉、椎茸のスープ
生姜と鶏肉の炒め物
手羽先と栗の煮物
苦瓜と豚肉の炒め
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
食育の本が読みたかったけど、どれがいいのか分からなくたまたま手にした本。
失礼ながらアグネスさんのことをあまり存じ上げてなかったのに最初に選んだ食育の本がこれで本当によかった!
知識になること、真似したくなること、尊敬するようなことがたくさん詰まっていて、
定期的に読み返して忘れないようにしたいと思った。
Posted by ブクログ
当たり前のことだけど、出来ていないこともある。
アグネスの本は押し付けではなく、出来ることから始められる。
子供にやってあげたいことばかり。少しずつでも始めて行こう!そんな気持ちにさせてくれた優しい本でした。
Posted by ブクログ
衣食住何に重きを置いて生きていくかは人それぞれだと感じた。
どんな食べ物を積極的に取るか、取らないかという考え方もやはりいろいろあって1つに決めることができなさい。
その中で家族の健康と食の楽しみという2つの折り合いをつけながら、できる限りの愛情を伝えていくのは母としての大事な役割だと感じた。
そして何よりお手本としたいのは、食卓という家族団欒の場を大切に守っていること。テレビを見るよりも家族の声に耳を傾けてああだこうだと言い合う時間は何事にも変えがたいのではないだろうか。
Posted by ブクログ
アグネスチャンの子育て法を参考にしたくて彼女の著書をほとんど読んでるため、内容は他のものとほとんどかぶっていたけど、彼女がいかに子育てにおいて食事を大切にしていたかがよくわかった。
食事の大切さ、楽しさを子供に教え、
忙しい中でも食事を最重要事項に置いている。
中でも印象的だったのは、子供たちが友達をたくさん連れて家で食事を食べさせること。
普通だったら食べ盛りの子供たちが10人もきて食事をしていったら、とてもじゃないけど大変だからやんわり断りたくもなりそうなところ、彼女はそれが幸せであり、進んでたくさんの子供たちに手料理を振る舞っている。
子供が自分の友達を連れてきて母親のご飯を食べさせたいと思う関係性って素敵だなぁと思う。
アグネスチャンは全てにおいて、論理的で子育て法も食育法も納得できることばかりなんだけど、それ以上に普通は仕事しながらそこまで手間ひまかけれないようなことを子供たちのために喜んでやっている。
彼女特有の子育て法はたくさん紹介されているが、結局それらの方法ではなく、彼女の子供に対する献身的な深い愛情が子供たちにきちんと伝わり、素晴らしい子供たちになっていったんだなぁ、と思った。
そして当然なんだけど、彼女自身が勤勉家で正しい食生活を送り、いつも感謝の気持ちを持って周りの人に親切な人という素晴らしいお手本であること。
なかなか真似できるものではないけど、アグネスチャンの子育て法は何度も読み返したい。
Posted by ブクログ
著者の子供への愛、食事へのこだわりを感じる一冊でした。
日々働きながら子育てをしているとどうしても手を抜いてしまう毎日の食事を、いかに健康に、そして子供の未来へ繋げるようにするか、と考えさせられた。
定期的に読み返したい。
Posted by ブクログ
アグネスさんの子育てはとにかく子供への愛情がいっぱい。
バリエーション豊かな食事で子供の脳を刺激して、味覚を育て、季節の行事をお祝いする。食事って栄養面だけじゃなく色んなことを子供に教えてくれるんだなぁ。でももちろん親の努力が必要だけど。
お弁当がマンネリにならないように工夫をしたり、中国・日本・アメリカの季節の行事をお祝いしたり
(パンプキンパイ美味しそう!)
アグネスさんの子供3人は男の子たちだそうですが、みんな家族が大好きなのも頷ける。こんなにご飯が美味しそうで、楽しそうな食卓だからね。
食事は大切。
添加物や甘いジュースを避けるのも大切だけど、何で駄目なのか子供達にきちんと説明していたり(ジュースを飲ませたら、喉乾くよね?と聞いたり)厳しく禁止するだけじゃないところに親の愛情を感じます。
Posted by ブクログ
率直な感想。すごいなー!!全て真似はできないけど、できそうな事から取り入れてみようと思った。
食べたら体に悪いものなど。手作りふりかけとかなら、できそう。