【感想・ネタバレ】タマネギ色のなみだのレビュー

あらすじ

孤独をいやしてくれるのは、都会のはなやかさではなく、ふるさとの母が、娘を思う心。(「タマネギ色のなみだ」)生活に疲れた男の身勝手さをせめながら、なお幸福をゆめみて、スミレになってしまう妻。(「野原をひとはこ」)――など、妻であり、母である作者が、日常のドラマを妖精の目と心で、ときにはユーモラスにときには凄絶な美しさで、あざやかにとらえてみせる、童話21編を収録。夢見がちな少女期を見つめ直し、失いかけた大切なものを探し求める……少女の心を失わないあなたに贈る心暖かな童話集。

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Posted by ブクログ

傑作。星が五つしかないのがもどかしいぐらい。

私は早読みで、一日4-5冊、どんぶりをかきこむようにして読み散らかすのだが、この作品だけは、一篇一篇、読んでは戻り、空を見てため息をつき・・・ゆっくりゆっくり、大切に大切に噛みしめた。

今絵本が出てきているけれど、言葉の創作性を絵が奪っていないか??と思わせるほどに、緻密で幻想的な言葉の連なり。

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2010年08月25日

Posted by ブクログ

中学受験の勉強中に立原えりかの文章に触れるものの、実際に文庫本に触れたのは中学に入ってから。やさしい気持ちになれるお話ばかりで、いつか、自分の子供にも読ませたいとおもう。

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2009年10月04日

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