あらすじ
「え、なんで怒るの?」がなくなる。
夫・妻の言葉の違い、翻訳します!
希望と期待で結婚したはずなのに、実際結婚生活が始まると、なぜか些細なことで口ゲンカになったり、すれ違ったり、ギスギスしたり…。
本書は、そんなすれ違いを男女それぞれの「言葉」の捉え方の違いで紐解いていく本です。
同じ日本語を使っているから、自分の言いたいことが伝わっていると思いますが、その捉え方は実は単語レベルで、男女で大きく違うのです。
わかりやすい男女の違いを例にとり、「あるある!」と笑いながら、夫婦のすれ違いや誤解をほどくことができる一冊です。
<<こんなに違う!男女の言葉の捉え方>>
【アドバイス】男:ありがたい助言 女:不要な口出し
【会話】男:情報の交換 女:気持ちの交換
【大人になる】男:感情的にならないこと 女:自立した生活をすること
【思い出す】男:出来事がよみがえる 女:感情がよみがえる
【がんばる】男:結果のための努力 女:プロセスのための努力
【元カレ・元カノ】男:過去の恋人 女:自分をよく知る異性
【離婚】男:結婚の失敗 女:新しい人生のスタート
<<こんな人におすすめです!>>
□ ささいなことでケンカをしてしまう
□ 妻が突然怒り出す理由がわからない
□ 夫の気の利かなさにうんざりすることがある
□ 夫婦の時間をもっと充実させたい
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なるほどなぁと思うところが多く、
また面白いことに日常的な痒いところに次々気付いてくれるまさに答え合わせ辞典でした。
ただあくまで一般論であって辞典だからと言って鵜呑みにしすぎるのには気をつけないと行けないなと思いました。
Posted by ブクログ
辞書という体で、いくつかの言葉について、男女それぞれの認識の違いを比較する事で、如何に男女の認識のズレが大きいかを実感できる本。男女の会話でのすれ違いの原因を理解する一助になりそうだ。
根底の価値観が違うと、言葉の意味合いもこんなに違ってしまうのかと正直驚く。そもそもコミュニケーションし辛い男女が正面から向き合わなくてはならない今の結婚というシステムが人間の幸福に繋がるのか疑問を持った。また、言葉というツールの脆さや限界を感じた。
Posted by ブクログ
職場に男性職員が増えてきて、考えが読めなかったり
言っていることが理解できないことが多くなって
この本と出会った
今日本を貸した子から戻ってきた
Posted by ブクログ
男女の違いってこんなにあるんだあと納得。
私は泣いた時なぐさめて欲しいから相手がそうなったら同じことしようと思ったら、男性は放っておくのが◎とあって驚きました。
ケンカやなんでわかってくれないの!と思うことが増えたらそれは男女の違いなのかも。
学校で男女の違いを教えて欲しかったと思うレベルでした。
Posted by ブクログ
男女の間で使っている言葉の定義が違うことを示す本です。
同じ日本語を使っていても、言葉の定義がお互いに全然違うという事が分かりました。
基本は男性は察せないので、かなり難易度が高いです。
Posted by ブクログ
気持ちに寄り添い、言われなくても察して自ら手を差しのべる。
①結論や解決策よりも気持ちを共有し、寄り添ってくれていることを感じさせること。
・求められているのは気持ちが伝わっていること。
・会話とは結論を出すためにするのではなく、気持ちを共有するためにするもの。
・実際にやらなくても、心が通じ合えば協力になる。
・常に自分の考えは共感されることを望んでいる。一旦は受け止めること。
②手伝うという言葉は、本来の仕事ではないけどやるという責任放棄の言葉。
・育児や家事は親や家族として当たり前にやるもの。できない、分からないは言い訳。
やって当たり前だから家族サービス(プラスでやってあげている)という言葉がおかしい。
・仕事が忙しいと家族をおざなりにするのは別物。
③男性と女性で言葉の意味は違う。
・あきらめた=受け入れたではなく。怒りを通りこして、まだ心にとどまっている
・我慢=報われるべきもの。報われるから、今はおさえている
・期待しない=奮起してやってほしい。同じことを繰り返すな
・素直にやる=自分に正直にのびのびやる
・大丈夫=自分でできるor手を差し伸べてほしいつねに
Posted by ブクログ
さらっと流し読みできる内容。
同じ人間なのに何故か男と女でなかなか理解し合えないのは、考え方、コミュニケーションの取り方、社会に求められること、お互いに求めていること、そして、言葉の使い方の違いなのだなぁと改めて。
言葉のとらえ方の違いもさることながら、何故そのような思考に至るのか、どう解釈してどう接したら解決するのか、まで言及があるので参考になります。
どんなにその言葉に意味や気持ちを込めて一生懸命伝えようとしたところで、その言葉や単語のとらえ方が違うんだから伝わらなくても仕方ない…(笑)
どうりで理解し合えない訳だと諦めの境地に至りつつ、なるほどな〜と答え合わせのように納得することが多くておもしろかったです。