あらすじ
“当たり前”に使うコンビニは、“驚異”の「イノベーション」の宝庫!
進化の果ての「24時間営業」は、小売の究極形態か!? 地獄の職場か!?
常に「消費の最先端」を歩む、その革新の秘密に迫る。
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「お客様第一」が数々の革新を生んだ!
「コンビニエンス・ストア」は、「便利な小売店」の枠を超えて、今や「街のインフラ」としての地位を占めるまでになっている。そこには、徹底したドミナント戦略、三〇〇〇を超える商品の供給・流通網の整備、販売機会を逃さない単品管理システムの導入、コンビニ食開発による新規需要創造、チケット端末やATMをはじめとしたサービス機能の拡充など、数々の革新があった。なぜコンビニは、ここまで消費者需要を取り込み続けられたのか。果たして今後も、持続的に成長していける業態なのか。元「月刊 コンビニ」編集長が、その進化の歴史と展望を解説する。
【目次】
はじめに
第一章 「コンビニエンス・ストア」の夜明け
第二章 新興勢力参入による「コンビニ群雄割拠」
第三章 コンビニの屋台骨を支える「巨大流通システム」
第四章 需要を創造する「コンビニ食」
第五章 「インフラ化」するコンビニ
第六章 「ビッグ3競争時代」と「コンビニの未来」
おわりに
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Posted by ブクログ
面白かったというか一言でいうとエモいです。生まれたときからコンビニがあって一緒に成長してきました。中高生ではチケットを買うために機械に並んだり、大人になって公共料金を払ったり何かしらそばにコンビニがあった。ずっと足を運ぶ気になったのも企業努力があったからなんですね。ここまで成長してあとは老いていくのか次のフェーズに進むのかわかりませんが、これからも生活のそばにコンビニはいると思います。少し残念なのが当時の資料写真が一点もないことでした。何か提供してもらえればよかったのですがね。
Posted by ブクログ
コンビニチェーン進化史、その名の通り日本コンビニ市場の誕生から2019年までを分かりやすく解説。知識として非常に勉強になりました。キーワードとしては、システム、配送効率、梅とシーチキン、足し算・引き算、最低でも5万店舗などなど。