【感想・ネタバレ】ステラ・アルカへようこそ~神戸北野 魔法使いの紅茶店~のレビュー

あらすじ

見習い魔女はじめました!?

無自覚タラシ(兄)&ドS(弟)な双子がふるまう優しく包み込む一皿と一杯

異国情緒あふれる街、神戸市北野。異人館街の一角に店を構える『ステラ・アルカ』は、悩みを抱える人以外お断りの、ちょっと不思議な紅茶店。とある事情により店を訪れた千優を出迎えたのは、美麗だが謎めいた双子・響と奏。無表情な兄と常に笑顔の弟が織りなす、心身ともにボロボロな千優だけのための、温かく滋味あふれる料理と紅茶――すっかり魅了され客として通うも、思いがけず店で働かないかと打診された千優は…

ヤマウチシズ・装画

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

荒木はほんとくそ。ひとつひとつのお話にメッセージ性があって、この作者さんの考え方好きだなーと思った。まぁ私はごはん手抜きですけども…。ジャンク舌だろうなぁ…。

0
2021年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

紅茶好きとしましては、紅茶店が舞台と聞いたら読まないといけない気になりました。
出てくる紅茶もお料理も美味しそうで、読んでいると紅茶の匂いが蘇り、大層お腹が空きました。
紅茶や料理が美味しそうに描写されているのはポイント高し。

千優ちゃんがいい子すぎて、ゆえに彼女の恋愛が可哀想で可哀想で。
ドS弟ではないですが、何なんだあのゴミ男は。
別れておきながら最後の最後まで引っ張るから、余計に腹が立って。
消し炭になるほど炎上させてくれてよかったんだぜ、弟よ。
(ただ彼女との新しい恋愛フラグを立てたのは無表情なのにタラシな兄かな)

悩みを解決してくれる魔法の紅茶店、自分も行きたくなりました。
神戸が舞台なのですが、あまり関西弁を使うキャラがいなかったのがもったいない気はしました。
双子に喋らせて欲しかったなあ。
まあ皆神戸育ちじゃないという説明がちゃんと用意されていたので納得できた分、大丈夫でしたが。
(現地弁を喋らない何ちゃってご当地小説は苦手な方。だってその場所である必然性がなくなるから)
北野の名所も登場するので、現地に行った際、雰囲気が味わえるかと。

さらりとLGBTの恋愛の悩みを取り上げていたことには驚きました。
悩みを最終的に解決したのが、双子の紅茶と料理ではなく、主人公の言葉だったというのもいい。
敢えて男だ女だと分けなくていい。
分けないもの、両方持ち合わせているものがあっていいじゃないか。
それを一生懸命自分の言葉で伝えた千優ちゃん、やっぱりいい子だ(いい子すぎるので、この先心配でもある)
上記以外にも解決する悩みが割と重い話が多かったので、読んでいて色々考えさせられました。

魔法使いと言いつつ、白魔法の方(薬草などで人を助ける方)なので実際に魔法を使う訳ではなく、テクニック的な話ではありましたが、それだけでは説明つかないところもあり、ファンタジー(不思議要素)を敢えて少し残しているところもよかったです。
果たして、見習い魔女さんはこれからどう成長するのか。
ぜひ続きも読みたいなと願っております。

0
2020年01月28日

Posted by ブクログ

先輩の顔が見られないのには、理由があった。

いや、その男本当に何ですか? と
聞きたくなるような不思議さ。
驚きを通り越して、ぽかん…です。
そんな男の話は、最後までちらほらと。
告げ口しないような相手を選んでいる男が
人としてどうかと…。
双子が『ゴミ』呼ばわりしているのに
ものすごく同意する存在です。

有給休暇を消費しながらの、見習い生活。
道があって、出会いがあって、よろしい生活ですが
どう考えてもあの男は…と、脳内よぎる話でしたw

0
2024年09月10日

「小説」ランキング