感情タグBEST3
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量子コンピュータが宇宙の法則にしたがって、計算していくことに感動した。
大学時代に論文でコンピュータの名前を書かなければなかったが、コンピュータも一つの物理的存在からすると、当然のことと再確認した。
著者が自分より若いので、自分も歳をとったなと感じた。
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Web+DBなSEとしては実業務で関わることはまずないだろうけど、SFファンかつガンダム00ファンとしてはとても気になる量子コンピュータ。
現時点では「願望の万能機」の域を出ていないようで、AI+量子=鉄腕アトムとはいかないようですな。
まぁ、量子コンピュータが実用に耐えるようになったとしても、インタフェース部分は従来型情報デバイスが担うはずだとは思うけど。
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量子コンピュータとは何か、を具体的に説明。①計算結果が出たのちに、可逆計算により初期状態に戻すことで、発熱を防ぐや②量子もつれによる、遠隔通信③0,1のシグナルではなく、様々な値(確率振れ幅)を利用することでの膨大な計算。他にもまだまだあるし、挙げたものだけでも完全に理解できていないが、難しい内容をギリギリまで噛み砕いて説明している。本書は量子コンピューターの歴史も説明しており、どのようなブレークスルーが今日のブームを起こしているか、よくわかる。
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古典コンピュータの基本原理から量子コンピュータの仕組み、量子コンピュータの実現性とその先までがコンパクトにまとまっている
門外漢の自分は、この一冊で量子コンピュータの演算の仕組みが腑に落ちるところまでいくかというと難しかったが、量子コンピュータの何が凄くて何が課題になっていて、どんな可能性があるのか、は概観できる。
アナログな動物の知能とデジタルコンピュータによるAI、デジタルコンピュータによる計算力とアナログ要素のある量子コンピュータ、どのように領域が融けていくのか興味深い
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量子力学、コンピュータの歴史から量子コンピュータへの布石を打ち、その仕組みをとてもわかりやすく解説し、未来を展望します。わかり易い量子力学からの導入が量子コンピュータの特徴である重ね合わせによる並列性と干渉による確率の増幅の理解を助ける良書でした。まぁ、それでも難しくて流したところもありますが^^;
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量子コンピュータの一般向け入門書としては、これ以上は望みようがない名著。おそらく竹内繁樹のブルーバックス同様、長く読み続けられる一冊になることだろう。個人的には ほとんど最新の情報とも言える 2019年10月 Google の量子超越性に関する発表に関しても触れられていたのが非常に役に立った。というのも、著者がその論文の査読者だというのだから、なにおか言わんや。
Posted by ブクログ
最初に読む本として最適。正確さを損なわずわかりやすく、数式は一切なく、読みやすいです。おおまかに時系列に沿って語られていて、リアルタイムのわくわく感もあり。