あらすじ
仕事・家事・人付き合い……忙しさに流されるのは、やめませんか? なぜ、オランダ人は“忙しくても、いつもハッピー”で、“リラックスしていて、満足している”毎日を送っているのでしょうか――。その秘密は、「何もしない」=“Niksen”にあるのです。「ワーク・ライフ・バランス」で世界1位・世界幸福度5位(2019年)のオランダに学ぶ、新しい生き方をご紹介します。 ●第1章 「何もしない」は人生に必要 ●第2章 他人と比べない時間を作る ●第3章 こうして、ゆったり過ごす ●第4章 バカンスで空っぽになる ●第5章 頑張りすぎない人間関係 〈著者紹介〉山本直子(やまもとなおこ)フリーランスライター。2004年よりオランダ在住。オランダの生活・教育・イノベーションを雑誌やネットで紹介するほか、ブラバント州政府のアドバイザーを務める。シングルマザーとして仕事、家事、育児に奮闘しながらニクセン修行中。
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Posted by ブクログ
のんびり過ごすことが「ニクセン」なのかと思ったら、自転車を漕ぐことも「ニクセン」、同僚と酒を飲みながら楽しく過ごすことも「ニクセン」だそうで、要はマインドフルネス的な要素があれば「ニクセン」であるらしい。具体的なニクセンの例が豊富で、オランダの人の休暇や働き方に対する考え方も知ることができる。ニクセンのある暮らし方、したいなぁ。
Posted by ブクログ
こんな人が読んでみると良い本。
・休日に予定を詰め込まないと落ち着かない
・自分は普通なのか、周りから変な目で見られてないか心配
・自分は変人だと思ってる
たまたま日本に生まれたからって、日本の常識に苦しめられる必要はない。オランダのニクセンを真似てみればラクになれるかも。
Posted by ブクログ
自分の幸せは、自分の軸をもちぶれないこと。
周りを気にせず、デトックス状態を意識して作ること。
デジタルデトックス含め、ぼーっとする時間
自然に触れる時間を作ろうと思う。
Posted by ブクログ
週末なにもしなかったことに罪悪感を持たなくていいのにほっとした。
日本にも「ニクセン」が浸透して欲しいと思いつつ、「頑張って」ニクセンしたり、こういうニクセンがお洒落!!なんて言っちゃうんだろうなぁ…日本はきっと。
Posted by ブクログ
表題にある「ニクセン」とは、オランダ語で「何もしないこと、何もせず、何も生み出さないこと。義務感や生産性から自分を解放してぼーっとすること。
毎日、忙しい忙しいと言っているが、自分が充実した時間をどれだけ持とうと努力しているか。目的もなく、スマホをいじったり、ゲームをしたりしていないか。
そんな生活改善のヒントを得たく、本書を手に取った。
ニクセンとは、簡単に言うと、呼吸などに集中しながら今を深く味わう「マインドフルネス」のような感じ+考えの浮遊かな。
考えが浮かんできては呼吸に集中するマインドフルネスとは違って、ニクセンはぼんやりとしていれば本を読んでもいいし、コーヒーを飲んでもいいし、洗濯物たたんでいてもいい。これは良い。
毎日繰り返されるルーティーンは退屈で、つまらない事の積み重ねのように思うけれども、これがあるからこそ私たちは自分の時間をコントロールし、精神と肉体の健康を保つことができる。作家やアーティストなど、偉大なクリエーターも驚くほど単調なルーティーンをこなしている人も多い。
ルーティーンの積み重ねが私の人生。刺激を求めて非日常ばかり追い求めるのではなく、日常があるからこそ非日常が輝き、また非日常があるからこそ日常の穏やかさや安定感をいとおしく思えるのかもしれない。
ちょっとした空き時間にすぐスマホを手に取ってしまう私は、息抜きをしているつもりが、脳の負担を増やし続けてるらしい。
スマホは私たちの生活になくてはならない便利なツールだけれども、意識的に使って「使われない」ようにすることも大切。
Posted by ブクログ
気楽に生きようぜということ。
何もしないことで頭の中に空白ができて、思いがけない考えとか、本当に自分はどう思ってるのかがやかるかも。ボケっとする時間、考えすぎない時間を尽くすのも大切かも。
ハリネズミ でも、ぼくはほんとうに孤独ではないはずだよな、と思った。自分自身がいるのだから。自分と話したり、自分を見たりできるのだ。自分はいつもいるじゃないか。
いつだって、自分はいる。
毎日の小さなことに幸せを感じるか、刺激を求めて生きるのか。少しでいいから、毎日成長した、達成したと感じたい。
Posted by ブクログ
社会人になってすぐいかに節約して過ごせるかばっかり考えてて、ルーティンの中での幸せなんて見つけたことなかったけど、いまは朝のドライフルーツとコーヒーとカーテンを開けて目の前に広がる空に、ささやかだけど幸せを感じるなぁと実感。
学生の時から海外旅行は大好きで、ぎゅうぎゅうなスケジュールを立ててた。
去年行ったベトナムとマレーシアは最高に楽しくて両方ともそこまでやることを決めずに、思うがままに進んだから楽しかったのかも。
特にマレーシアはひとりで5日間もプール付きのホテルに泊まって、プールサイドでボケーっとしたり、プールが見えるレストランでパソコン作業したり。本当に楽しくて、その生活を続けたいって強く思ったんだよなぁ。
定期的に休むことが大切ってことを、周りはよく言うけどここ最近1,2年で自分の経験からも気づけるようになった、と振り返りさせてくれる本