あらすじ
航空機、ナイロン、自動巻き腕時計、抗生物質、ラジオ&テレビ、太陽光発電、腹腔鏡手術、インターネット――過去150年間の事例を徹底分析!
新技術の登場にマーケットが沸き立ち、株価が一線を超える条件とは――。
「次の動き」に備えるための必読書!
1927年にリンドバークが大西洋横断飛行を成功させると、127社もの航空関連企業が続々と上場を果たした。これは1995年にネットスケープのIPOが成功したのを機に、インターネットという新技術に注目が集まるようになったのと似ている。「人類が空を飛べるようになる」といった、もっともらしいナラティブ(物語)は、新しい技術がバブル&バーストを引き起こす重要な要因となる。(序章より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
テクノロジーを起因とした過去の金融バブルを分析した一冊。バブルの疑い有りを判断する6つの基準が興味深い。
■ストーリー
大衆を魅了する魅力的で粘着性のあるストーリーがあるか?
■利用シーンのイメージ
難しすぎず生活の中での利用をイメージできるか?マニアックすぎるものはバブルになりにくい。
■投資初心者
市場に新規参入する初心者はいるか?初心者は具体的でストーリーのあるものを好む。
■専業会社
投資対象となる新しい企業はいるか?今で言えばnvidiaやTeslaのような企業か。
■競争とビジネスモデル
競合や収益性が度外視されていないか?
■レバレッジ
過度なレバレッジがかかっていないか?煽り立てる仲介者はいるか?