【感想・ネタバレ】[新装改訂版]スポーツの経済学 スポーツはポストモダン産業の旗手となれるのレビュー

あらすじ

2015年に発刊した同名書の新装改定版。2019年のラグビーワールドカップに続き、翌20年の東京五輪、21年のワールドマスターズゲームズが日本で開催となる。こうした大規模なスポーツイベントが同一国で3年連続して開催されることは、世界でも例がない。これを契機に今、これまで欧米諸国に大きく後れを取ってしまっている日本のスポーツ産業にも成長への足がかりとなる動きが起こっている。2015年にはスポーツ庁が発足、その成果である経済政策「日本再興戦略2016」ではスポーツ産業が重要施策の1つに位置付けられ、2019年には大学スポーツ協会(UNIVAS)が設立……等々。「みるスポーツ」つまりスポーツ興行が社会に大きく貢献できることを実証するための好機到来だ。東大出身のプロ野球選手として有名な著者が、選手経験、球団経営経験、留学、現地視察経験など、多彩な視点から、新たな知見を加えて今後の成功法則を考える。

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Posted by ブクログ

東大出身の元プロ野球選手で、2005~2014年福岡ソフトバンクホークス取締役を兼任していた小林至氏が選手経験、球団経営経験、留学、現地視察経験など、多彩な視点からスポーツビジネスの現状と今後を展望しています。
現代のスポーツの経済的役割から、スポーツが経済活動に組み込まれている過程の歴史まで書かれてあります。
2015年に書かれた本の改訂版で2018年頃のデータも載っていますし、歴史から今後起きそうな動向までまとめられていて、スポーツを経済学としてみた時に、5G時代に希望があるなと思いました。

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2020年02月25日

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