【感想・ネタバレ】法の原理 ──自然法と政治的な法の原理のレビュー

あらすじ

「人間の本性とはなんであるか、政治体とはなんであるか、また、いわゆる法とはなんであるか」。1640年に発表された最初の政治理論で、ホッブズはこれらの問いに答える。人間本性の分析を通して描き出される、自然状態=戦争状態。そこから脱する政治体として、選ばれるべきものは何か――。大著『リヴァイアサン』へと発展する議論の核心は、本書のうちに用意されているといってよい。イングランドが政治的混乱に見舞われるなか、ホッブズの願いは、自らの学説によって人々に平和への指針を示すことにあった。「ホッブズ哲学の最良の展開の一つ」と評される作品を、達意の訳文と充実した訳注でおくる。

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Posted by ブクログ

ホッブズは本当に人間のことが嫌いなんだね〜って感じ
自然法思想についての理解が得られたのがいちばんの収穫か

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2022年06月04日

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