【感想・ネタバレ】なぜきみは生きるのか 10歳からの人生哲学のレビュー

あらすじ

きみは一人じゃない。世界とつながっているんだ。
生きることに不安を抱くみんなへ贈るメッセージ

死んだら自分はどうなってしまうのだろう、死後の世界はあるのだろうか、ないとしたら自分の生きる意味は何なのか――
そんな生と死に対する悩みを抱えながらも、家族や友達からの理解を得られず、孤独を感じている人も多いのではないでしょうか。

本書の著者である大坪信之氏もまた、幼いころに生や死への恐怖に苦しんだ一人。
しかし、その恐怖に苦しむなかで死に近づく不思議な体験をしたことで、自分は一人でなく、
世界とつながっていると感じ、前向きに生きられるようになったのです。
現在幼児教室の経営者として活躍する大坪氏は、自らの経験をもとに、悩みを抱える人たちの力になりたいといいます。

ぼくたちは、みながひとつづきにつながった運命共同体だ。
きみの人生にはこれからたくさんの楽しいことが待っている。
きみの中には無限の可能性がある――。

悩み苦しむみんなへ光を照らす、著者からのエールが詰まった一冊です。

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Posted by ブクログ

人と人との関係を、電気クラゲであるカツオノエボシに例えて説明しているのが、とてもユニークだと思いました。カツオノエボシは、ヒドロ虫(ちゅう)という全く別の生物がより集まった集合体です。
この本を読んで一番思ったのは、人は一人で生きてはいけない、独立独歩で生きている気になってしまうのはただの傲慢である、ということです。ハッとさせられ、戒めともなるメッセージが受け取れて良かったです。

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2024年06月29日

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