あらすじ
恐怖政治により国を治めていた、ラウラリス・エルダヌス。人々から「悪徳女帝」と呼ばれ、恐れられた彼女の人生は、齢八十を超えたところで勇者に討たれ、幕を閉じた。――はずだったのだが、三百年後、見た目は少女・中身はババァで元女帝が大復活!? 自らの死をもって世界に平和をもたらしたラウラリスを称え、神様がなんと人生やり直しのチャンスをくれたらしい。せっかく得た機会、第二の人生は平穏気ままに暮らしたい。しかし、いつの世にも悪い奴らはいるもので……。元悪徳女帝の鉄拳制裁が炸裂!? 史上最凶少女の超爽快ファンタジー開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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面白かった!
ヒロインの前世のスキルが高過ぎて笑える(笑)
ここに恋愛入ったら更に面白いだろうなぁと思うが難しいだろうな…。
ストーリーは最初の街の話。旅立つまでなのでボリュームもあって最初の地盤固め編、警備隊編、討伐編って感じですらすら読めました!
Posted by ブクログ
長きに渡り恐怖と暴力によって帝国を支配していた
女皇帝、ラウラリス・エルダヌス。
支配のために手段を選ばず、血塗られた道を進んできた彼女は、その果てに勇者との戦いによって息絶えた。
はずが、気がついたらラウラリスはぴちぴちのお肌の10代の少女として、三百年後の森の中に立っていた。
ラウラリスは世界の為に悪役を演じていたことを神に認められ、報酬として若返った身体で第二の人生を与えられたのだった。
帝国の辺境の街に行き着いたラウラリスは生活のためにフリーの賞金稼ぎを始める。
儚い美少女の外見に似合わない、尊大な老人口調と、秘めた体力。
かつての記憶と経験を生かして、何事にも囚われない自由を満喫し始めるが。
精神年齢同世代の友達に囲まれておしゃべりしたり、ギルドのハンターに頼り切った街の警備隊の立て直しを手伝ったり、ラウラリスの第二の人生は何かと忙しい。
もっと恋愛話も出てくると面白かったのになあ、ひたすら殺伐としてる。
この後、他の街での活躍とか出逢いとか気になるけど、続かないのかなあ。