あらすじ
就職活動はうまくいかなくて、そもそも特にやりたい仕事もなくて、彼女とは喧嘩になり、未来が全然見えない。実家の母親はすでに亡く、父親はアイドルグループにはまっていた。笑うチャンスはたくさんあったけど、素直に笑える気はしなかった――。誰かが君を見ていてくれる。たとえば、「家族」とか。第11回小説宝石新人賞受賞作の表題作をはじめ、モラトリアムを生きる若者たちと家族の交流を瑞々しく描いたデビュー作品集。
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Posted by ブクログ
表題作を含む短編集。
読み終わったあとはどれもジーンと来る。
涙涙の感動作!とかではなく
あぁ家族って、こんな感じだったりするよな〜みたいな。
あぁ親に会いたいな〜みたいな。
Posted by ブクログ
脇が面白い。のんこの婆ちゃん、ただ優しいんじゃなくてなかなか強いし。利一がいじめられるのもなんかわかる。一人で立てる子の足引っ張るのが日本。残念ながら。可愛い亀に会いに行きたいな。
Posted by ブクログ
ディグ アウト ユア ナイフ
父親の言葉、お前の中に武器を持て、お前がお前でいられるための武器だ。
父さんは武器をもってるの?
臆病であること