あらすじ
気がつくと異世界の砂浜に倒れていた蔵守早人(17)。襲ってきたグリフォンの攻撃を避け、どうにか洞窟に逃げ込んだ早人は、焚き火の跡から先住者の可能性を知る。洞窟の入り口で待ち伏せるグリフォンをどうしようか悩む早人は、ふと聞こえてきた声に気づく。
焚き火跡のそばには、人骨や荷物、そして鞘に入った古ぼけた……剣。
「……インテリジェンスソードとか?」
『なんだそれは? 俺はコッズ。そこの人骨の魂だ。頼みがある。体を使わせてくれ』
いきなりされた提案は、かつて豪剣帝と呼ばれたコッズ・ブルンスからのものだった!?
志半ばで倒れたコッズの力を得て、異世界から地球に帰還することを目指す早人だが――。
『竜殺しの過ごす日々』の著者が贈る珠玉の異世界冒険ファンタジー、開幕!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
異世界転移もの。
転移後の危機も剣豪の力継承で乗り越え、その後もイージーモードでかるーく読める。
主人公早人には強くなる余地もあって、今後が楽しみです。
いまいちかなぁ
気がつくと異世界に転生していた蔵守早人(17)が主人公。
かつての豪剣帝の力を得て、異世界から地球に帰還することを目指す物語。
剣豪帝の力を継承と言っても、そのまま全てを引き継いだわけではなく、実際には2流の上級クラスまで割り引かれた、剣豪帝の約半分の力を継承しているような中途半端な設定。
ただ、出てくる敵はもっと弱いので、一応は無双系になるかも。
2巻になるまで木刀だし、チマチマとしててスッキリはしない。
でも無双系だから一応はストレスフリーに近い。
内容がチマチマしていて中々お金も溜められず装備も満足に揃えられないとか、ストレスフリーだけれど、ストレスに感じる部分も少なくはない。
2巻まではそれなりに良くまとまっている作品だとは思うけれど、3巻以降にきっともっと強い敵が出てきて、更に自分のステータスが上がっていくことになるのだろうけど、それだと2巻まででみんなが困っているような強さの敵って実は弱かったと言う矛盾が発生する、よくある作品になりそうな予感が・・・・
ページ数は普通ではあるけれど、値段的には少ないかも知れない。