あらすじ
自分がやりたいことを真剣に考えたら、老人ホームで働くことになりました。「まだ若いのに…芸大を出たのに… 3Kなのに…」なんでそんな仕事してるの? 介護の仕事はクリエイティブ!? 母が祖父母の介護をするのを見て興味を持った介護職。周りの目は、「なぜその仕事」「?早く辞めな」の冷たい視線。身体はキツいし泣きたいこともあるけれど、心がほどける瞬間があるか今日もお年寄ワンダーランドへ。わたし、この仕事が好きです。 新感覚!無上の老人ホームコミック&エッセイTwitterで3万リツイート! 介護職の悲喜こもごもをほがらかに暴く1冊。
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Posted by ブクログ
特別養護老人ホームについて専門に書かれている本はそんなに多くない。。というか、自分はこの本しか知らない。
著者が介護士として経験した実体験をもとに文と絵で描かれている。介護の仕事をしたことがある人なら共感できるエピソードが満載。自分の経験を思い出し、懐かしみ、『そうだよ、特養での介護はこういう仕事なんだよ』と気持ちを新たに介護の仕事を頑張ろうと思える力を与えてくれる本だと思う。
良いことだけじゃなく大変な仕事であることもちゃんと描かれており、高齢者施設で働こうと考えている人にとっても、とても良い教科書になる。
この本で描かれているのは著者ひとりのエピソードだ。それぞれの介護士がみんな違ったエピソードを、想い出を、やりきれなかった思いをもっている。
介護の仕事の魅力について考えさせてもらうことができた。