あらすじ
仕事、子育て、家事、趣味……。「やりたいこと・やるべきことはたくさんあるのに時間がない!」「本当にやりたいことに時間が取れていない……」といった悩みを抱えている人は多い。そうしたなか、著者は現在、2つの会社を経営しながら、社外の企業顧問や起業家支援、ビジネス書の執筆、講演活動など、100を超えるプロジェクトを同時に進行させている。また、著者が経営する会社は全員定時退社で有給取得率も高く、著者自身も年間10回ほどトライアスロンやマラソンの大会に参加している。では、いかにしてそうしたライフ・ワークスタイルを実現しているのか──。本書では、そのための方法を「頭と心の整理」「仕組み作り」「時間作り」「対人関係」「マルチタスク」「情報発信」「メンテナンス」という7つの切り口で解説。「意外とよく使うショートカットキーベスト10」「複数のタスクをGmail付属のToDoツールで一元管理する方法」「ご縁が資産に変わるエクセル名簿管理術」など、すぐに実践できる具体的ノウハウも満載。心と時間に余裕が生まれ、人生の幸福度が確実に高まる1冊。
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Posted by ブクログ
立場が少しだけ変わったので、改めて考えて見るために手にとった。
自分としては、チームづくりのための仕組みづくりが直接的ではないが、自分なりの気づきがあって実践に移せたので、参考になった。
Posted by ブクログ
やりたいことを全部やれる人の仕事術
著:岡田 充弘
あなたが日頃やりたいと思っていることは、その大小にかかわらず、何一つ諦めないでいい。他人の意見に左右される必要もない。やりたいことがあるのなら、動きだしを後回しにしないことが大切である。来年動き出そうとか、いつか動き出そうとか、ましてや定年退職まで待つ必要なんてまったくなく、工夫すればいますぐ始められることばかりである。
人はいつからでも、どんな人でも、必ず変われる。遅すぎるということはない。
本書の構成は以下の7章から成る。
①頭と心の整理
②仕組み作り
③時間作り
④対人関係
⑤マルチタスク
⑥情報発信
⑦メンテナンス
やりたいことを全部やりたい。
しかし、それはなかなか難しい。
でもやっぱりやりたいことを全部やりたい。
そう思いながら仕事をしている。生きている。
多少の無理等を重ねてその理想を追い求めているものの、どこかで妥協したり諦めたり無理しすぎたりしながら今に至る。
書いてあることをやれば全部やれるわけではない。しかし、そんな理想を追い求める人の背中をぐんぐん押してくれる一冊であることは間違いない。
考え方や心構えだけではなく、スキルやテクニック等も紹介されている。体系的にリンクしていることもあれば、単独でも役立つものも多く、使い勝手が非常に良い。
取捨選択もいいが、全部やるという貪欲さも忘れず走り続けたい。
Posted by ブクログ
5倍速で動けば5人分の人生を生きられる
集中力は一度途切れると元に戻すのはたいへん
集中できる時間、場所は人それぞれで決まっている。
やりたいこと、は小さいことでいい
カレンダーでスケジュールを管理する。
GMAIL、TODOツール、エクセルの案件一覧、で管理する。
印刷した予定表を持つ。
人は際限なく知りたがる。ニュース中毒を防ぐ。ニュースを見る時間を決める。
スマホでは、能動的にニュースを見る。
19時以降は自分磨き=運動、勉強、人と会うなど。
Posted by ブクログ
仕事の面から見た、時間術や優先順位の付け方を解説した1冊。
これも目新しい手法が多いという内容ではありませんが、冒頭で、本当の幸せは「時間的余裕」や「心身の権衡」、「豊かな人間関係」の上に成り立っており、「すごい人」になるためではなく「幸せな人」になるために自分を変えていこう、というスタンスで、手軽に手を付けられる内容になっていると感じます。
本書の中で、イチローさんの「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところで行くただ1つの道だと思っています」という言葉を紹介していますが、やりたいことを全部やろうとするには近道はなく、自分にとってどんな優先順位で判断したことでどんな結果につながったのか、それを基に完全を加えるという地道なスタンスこそが、著者の言う「本当の幸せ」につながると思います。
▼個性とは「顕在化された特徴」ではなく「潜在化された本質」
▼イチロー「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところで行くただ1つの道だと思っています」
▼やること・やらないことの基準を決めるにあたり、「緊急度」「重要度」「必要工数」の切り口で整理して、優先順を決める
①重要度高・緊急度高→すぐ取り組む
②重要度高・緊急度低・工数少→後で取り組む
③重要度低・緊急度高・工数少→即時に処理する
④重要度低・緊急度高・工数多→時間があればやる
⑤重要度低・緊急度低→やらない
重要度が低いものは大胆に捨てる
▼判断基準としては、倫理観、社会的意義、好奇心、便益、実現性の5つの視点
・倫理観:人としての道から外れていないか
・社会的意義:社会的にやる必要があるか
・好奇心:自分が心から興味が持てるか
・便益:そこに便益や利益があるか
・実現性:現実的に成立しうるか
▼「たくさんの得意」を作ってつなげていくことで「小さな好き」が芽生えてきて、さらにその「小さな好き」をどんどん満たしていくことで「たくさんの好き」が芽生えてくる
<目次>
第1章 やりたいことを全部やるための「頭と心の整理」編
第2章 やりたいことを全部やるための「仕組み作り」編
第3章 やりたいことを全部やるための「時間作り」編
第4章 やりたいことを全部やるための「対人関係」編
第5章 やりたいことを全部やるための「マルチタスク」編
第6章 やりたいことを全部やるための「情報発信」編
第7章 やりたいことを全部やるための「メンテナンス」編
おわりに