【感想・ネタバレ】てっぺんぐらりん～日本昔ばなし犯罪捜査～ 2巻のレビュー

キリエ

見破れるか、昔ばなしのトリック！誰もがよく知る「鶴の恩返し」に隠された事件。「見るな」のタブーを犯した者が受ける報いとは―。その他、私的制裁を続ける断罪鬼の姿を追う「地獄のあばれもの」編も収録。堅物刑事と変人教授のタッグが凄惨な事件を巻き起こす「人ならざる者―Wicked―」に挑む。新感覚・日本昔ばなしサスペンス、第２巻

[山口透析鉄 · ★★★★☆]

部下?が揃いました

桃生さん、貫禄はありますが、まだ巡査でしょうか。先輩の犬井さんと猿渡警部補、ここにもう1人加わり、桃太郎ご一行になっています。
前半は鶴の恩返しで、当然のように「見るなの禁止」が出てきます。私も行きましたが、タンチョウヅルの生息地、釧路湿原、眺めが良いです。
後半は地獄のあばれものという話で、氷室刑事部長、どっちかな？と思わせるミスリード、割と上手くできていました。
殺人事件が主体ですが、会話とかは軽妙で、良い作品です。