【感想・ネタバレ】トランスジェンダーの私がボクサーになるまでのレビュー

あらすじ

男はなぜ闘うのか? 私は何と闘うのか?
ひとりのジャーナリストが、身をもって経験した 「男らしさ」の意味。

女性として生まれた著者。しかし心の性と体の性が一致せず、30歳の時に男性になる。ただ、外見は男性になったものの、社会で「男らしく」行動するとはどういうことか、かえって悩むことに。そこで、最も男らしいとされているボクシングの世界を見ることに決め、アマチュア・ボクシングのチャリティーマッチに思い切って応募する。「男らしさ」、そして「男性」とは何なのか? 男性としても、ボクサーとしてもまだ歩き始めたばかりの自己を見つめたノンフィクション。

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Posted by ブクログ

男性的なもの、マッチョな男性像に対するあこがれが背景にあってのボクシングへの挑戦だと思うのですが、男らしさとは何かということに、やたらとこだわっています。暴力で支配することだけが、男らしさではない。そんなのは男の弱さだという議論は納得です。記者が仕事なので、モチーフに対して理屈っぽいのと、僕とは考え方が少し前半は違う。僕はマッチョになんて憧れないので、よく心情が理解できないし、元女性なのに、トランプ的なマッチョを全面に打ち出して、女と練習するのを嫌がったりするのはどうもよくわからん。でも、読むに値する本。

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2019年11月14日

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