【感想・ネタバレ】日常に潜む闇の物語のレビュー

あらすじ

一流メーカー企業に勤める津島耕助は、殺人事件で無実の罪を着せられてしまう。12年間の服役を終え出所した直後、両親にまつわる信じられない噂を耳にする――「矜持」高校生の小島待夢は、週刊誌の編集長を務める父親の部屋で怪しい粉や盗聴器を見つける。それ以来、父親が犯罪に関わっているのではないかと疑念を持ち始める――「ジャーナリストの真実」
誰にでも、人に言えない裏の顔がある……深い闇を描いた2つの物語。

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Posted by ブクログ

何故か気になって手に取ってみた初作家さん。2篇からなる人間の心情を描いた作品で冤罪の青年が出所後に家庭の複雑な事情が明らかになりながらも人に善意を持って接するよう努力しながらも次々に降りかかる問題に挫折しそうになる。
そんな自分を許して心で怒って顔では笑うという人の弱さを受け入れる話。
短編ではもったいない話の内容だった。
もう一つはこの場所に居られなくても他所でやっていくのも家族と一緒なら乗り越えていけるとこれも人の心情を描いている。

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2025年12月02日

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