【感想・ネタバレ】2020年 表と裏で読み解く日本経済 バンブーカーテンの世界分断と破滅する韓国のレビュー

あらすじ

韓国のホワイト国(グループA)外し、アメリカ国家安全保障問題担当大統領補佐官・ボルトン氏の更迭、韓国高官による「在韓米軍不要発言」――
国際社会を激動させている正体こそ、基軸通貨ドルという「世界の幹」を持ったアメリカの変化だ。
冷戦構造下の「鉄のカーテン」に変わって、米中対立によってひかれたバンブーカーテンこそがそのホットポイントだ。
アジアにおいては香港、台湾、日本、韓国。
ヨーロッパにおいてはイギリス、ドイツ。
中東においてはイラン、サウジアラビア、イスラエルが「ホットポイント」となる。

一連の激震の余波は文化衝突を生みだし、世界をさらに揺らしている。
国際政治を渡邉氏が、国際金融を猫組長氏が担当し、アメリカの国益という視点に立つことで、この激変を解き明かした。
日本と世界の近未来を正確に解き明かした必読の書

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Posted by ブクログ

自分の知らない視点から、過去と現在と未来を見ていて興味深い内容が多かった。
社会が動いているのには平面的な見方では理解できない事が多い。

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2020年01月04日

Posted by ブクログ

 二人とも事業をしているということもあって実体験に基づくリアルな話が興味深かった。ざっくばらんに議論をしているように見えるが、「仕組み」が話題の中心であり、世界で起きている対立がまさにこの仕組みをめぐるものであることがはっきりと示されている。米国と中国のどちらの仕組みの選択を迫られており、その選択によって世界が大きく変わってしまう。地理的な近さから中国と韓国に目が行きがちだが、世界中で大きな変化が起きようとしていて、しかもそれらは仕組みを通して日常生活とも繋がっていることから決して他人ごとではない。

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2019年10月11日

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