あらすじ
【求めるのは、安定ではなく「刺激」】「君が付けた噛み痕、消えちゃいましたよ？」探偵事務所を営む飛名は、新しい事務所の近くにある喫茶店の店員・清志と出会う。反抗的な態度、その割に愛嬌のある雰囲気…。彼に興味がわいた飛名は、喫茶店に足繁く通う。一人で店を回している清志は、常連客となった飛名に対し、少しずつ心を開きはじめる。その様子に気づいた飛名はある夜お礼と称し、淫猥な手つきで清志に触れはじめ――…。
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無自覚素直に試される探偵
表紙左、黒髪男子が受けです。
は〜大好物！大変良作に出会えて感謝です！
いつも手近なMを一度きりと使い捨てして
一夜限りのアバンチュールを愉しむ探偵が出会ったのは
朴訥で吊り目が可愛い飾らない男子。
啼かせて愉しむつもりが、気安く手を出しちゃダメな
純情ハイティーンにまんまと捕まって、
最後には絆されてしまうハピエンなお話でした。
エッチもただのSMではなくて、心の枷を取っ払って
身も心も素直になる行為でキュンが詰まってます。
絵も背景も良い意味でナチュラルに丁寧に描き込まれているし、
登場人物のキャラクターもしっかり描かれていて、
ドラマを観ている感覚でした。
雑踏の路地を入ったら渋い喫茶店があって
厚切りベーコンの美味しいナポリタンが出てきたら
このお話思い出してムヒムヒすると思います。
ごちそうさまでした！
Posted by ブクログ
こじらせ探偵×ぶっきらぼう店員
「君が付けた噛み痕、消えちゃいましたよ？」
探偵事務所を営む飛名は、新しい事務所の近くにある喫茶店の店員・清志と出会う。
反抗的な態度、その割に愛嬌のある雰囲気…。
彼に興味がわいた飛名は、喫茶店に足繁く通う。一人で店を回している清志は、常連客となった飛名に対し、少しずつ心を開きはじめる。その様子に気づいた飛名はある夜お礼と称し、淫猥な手つきで清志に触れはじめ――…。
つかみどころがなくて、でも手に触れた瞬間消えてしまいそうな拗らせ大人と恋愛をまだ知らない青二才のお話。
飛名さんがなんでこんなにも人と深く触れ合うのが好きじゃないかというと、実は幼少期の悲しい体験がそうさせてたって感じだけどそこをサラッと描いてて良かった！
あまり深く書き込んでお話に暗さが出ちゃってもしょうがないし、いい塩梅だと思いました。
諦めることが当たり前になっていた飛名さんが、本気でほしいと思った清志をあきらめずにいてくれて良かった～
清志はまだ若いのに、とんでもない大人に引っかかっちゃって‥って同情もあるけど、
なんだかんだいいカップルだしいがみ合ったり、でもちゃんと仲直りえっちもしちゃったりして幸せに過ごしてそう！
そしてきはら先生の描かれるキャラが大好きで、眉がくいっと上がって目が少し反抗的？なのが好きなんだ～
どの作品でもとても色気を感じます。
ボリューム感
絵が上手なのとお話も健闘していたので期待を込めて★4
キャラとお話しの雰囲気の割に冒頭でガッツリSM感を出してくるのでギャップに戸惑うww
なるほど、いじめて愛してってこういう意味……こっちに話をふるのかな？と思えばしっかり心の葛藤みたいなのも描きたいようで過去のトラウマやバリスタ少年の苦悩みたいなシーンもあります。
悪くは無いのですが、作者の頭の中とページ数があっていないようなので続き物で２巻くらいだったらちょうど良かったのかな～。
探偵とバリスタとトラウマとじいちゃんと成長とSMと受けの目覚めと恋愛とカタルシスとハッピーエンドってボリューム感がwww
