【感想・ネタバレ】僕の唄は君の歌(1)のレビュー

あらすじ

『東京ラブストーリー』の柴門ふみ、『P.S.元気です、俊平』に続く初期の連載第2弾。
弱小芸能プロダクションにおしつけられたアイドル歌手志望の山根ゆり。歌唱力はあるものの、ちょいとズレているため、担当マネージャーの潮中クンは大よわり! 辣腕プロデューサー倉間梨枝子をむかえ、売り出し作戦が開始されたが‥‥? フーミンが新境地に挑む意欲作!

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Posted by ブクログ

多分、読んでたのは高校時代ぐらいかな。
この作品で、柴門 ふみが好きになったのでした。
すごい名作だと思った。

多分、1巻しか読んでないです。
で、すぐに世間から忘れ去られていった物語です。それもそのはず、やっぱりものすごく時代とリンクした作品です。

今、こうやって読んでみると、あの頃に感じたような切実さは、感じない。あの頃は、ほんとうに、ゆりが純情な子だと思っていたし、ゆりの孤独にシンクロしていた自分がいたのですが、今読んでみると、けっこう、ゆりってしたたかかも。

でも、やっぱり、

「歌うことだけがあたしの存在の証明なのだから/あたしは歌い続けてやる」

という台詞には泣けてきた。

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2009年10月07日

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