あらすじ
無職の彼氏からのプロポーズ、どうする!?
豊加と付き合い始めて3ヶ月が経ち、元彼の理空也と同棲していたマンションから引っ越しをしたあすみ。いざ新生活と思いきや、新居に洗濯機が入らずコインランドリー通いが始まった。
そんな折、アメリカの大手銀行であるトライフォックスバンクが倒産し、悪性のインフルエンザも流行り始めて、世界経済は急激に悪化。「七つ丸鉄鋼」の正社員採用の話が白紙になった豊加は、会社を辞めて無職になってしまう。
洗濯機を買うため、あすみは副業として「ムーバ-フード」の配達員を始める。しかし、目標達成のめどがついてきた矢先に、派遣の契約更新で時給を下げられショックを受ける。
そして、先行きの不安な中、あすみは豊加からプロポーズを受けるが……!?
アラサー女子の節約サバイバル小説、波乱含みの第2弾!
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Posted by ブクログ
このシリーズすごくすき。
豊加の性格が私の中でどんどん無理になっていくなかで、
あすみがたくましくなっていくのもほほえましくて、
すかっとした。
ありがとう!!笑
ミルキーの結婚相手の家族が、
ミルキーの父親をさがしだして再会したところは、
個人的には重たくて重たくて、
その家族大丈夫?大事にしてくれるのかなほんとに…って気がかりになるほど気持ち悪かった。
感動の再会を演出する感じ?みたいなのがでてて、
私はいやな気持ちになってしまって。
私がひねくれたとらえ方をしてるのかなあ。悲しい。
Posted by ブクログ
「やっぱり契約社員より正社員がいいですか」非正規社員ならば、気にする一言。派遣、契約、アルバイト。単純に契約形態のみに終始しているのが気になります。立場と境遇だけの違いではないハズ。正社員になった豊加の愚痴を是非とも聞いてみたい。
両者の大きな違いは、派遣は決められた仕事をすることが内容だが、社員はジョブ型雇用であってもそれだけでは済まない。業績に責任を持ったり、会議や社内調整で時間を取られたり。派遣だから許されることも、社員には許されないことも。
お金もあるけど、派遣の魅力は何なのだろうかと、考えさせられる。「前の会社は安定はしていたけど、つまらなかった」あすみが語るように、社員生活も楽じゃない。
あと、豊加はNGだ。人の倖せ(女性の倖せ)を勝手に決めるな! 何がわかるのか。何を知っているのか。答えられるか。私が、女性が何を望んでいるのか、を。残念だけど、そんな男性は願い下げた方が無難かな。「親に頼れば」も大きなお世話だ。批判する暇があるなら、豊加が支援すべきだと思う。もう1つ、「仮定の話は考えられない」と答える場面がある。誰が言ったか忘れたけど、これは「幼児性」そのものだ。早く捨てた方がいい、かな。
Posted by ブクログ
大手企業を辞めて派遣社員になったあすみ。前巻より逞しくなりましたね。
彼氏の豊加が今回は引っ掛かりました。無職の癖に無駄にプライドが高く、あすみの仕事には理解が無い。自分が養うのが当然だと思ってる節あるのに、あすみの部屋に転がり込もうとしてるし…ラスト仕事決まったみたいですが、あすみとは合わない気がしてきました。
自分では平凡なOLだと思っていたあすみだったけど、実際かなり仕事出来ますね。ラストの決まった会社で長く働けたら良いですね。