【感想・ネタバレ】年金不安の正体のレビュー

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Posted by ブクログ

高負担と高福祉は不可分である。理屈ではみなわかるはずなのに「トク」をしたいという根性から脱しきれないのが人の性である。政治「屋」は、「人の性」を反映して生きているのだから、結果として低負担と高福祉という偽りに目を背けて生きている。自分の可愛い子や孫に各自に重くなる負担をおしつけながら。

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2021年10月08日

Posted by ブクログ

年金100年安心プランは、
100歳まで生きる国民が、100歳まで安心して生活できる年金という意味ではなく、
現在賦課方式年金システムを今後の100年間維持することができる制度という意味だった。

年金は、老後の生活を補助するもので、
生活のできない人は、生活保護のシステムを利用する前提だそうだ。

納得できたが、増税されると自分たちには返ってこないで、政治家の利権に使われてしまうと考えるのは、
私だけだろうか?

政府を信用できないのが原因だろうな。

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2021年06月06日

Posted by ブクログ

賦課方式は〇、少子化や運用益のマイナスは問題ではない。未納者問題のウソ…。年金不安の原因は国民の心の中にあり、それは知識不足に端を発していることがよくわかる。問題なのは、公正で冷静な監視者となっていないマスコミ、何でも反対、具体策・実行力なしの野党、何よりも低負担で高リターンを求める国民! ☆五つ!

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2021年03月05日

Posted by ブクログ

現行の年金制度は、いろいろ批判はあれど、数々の制約条件の中で概ねまともに運用されてきている、という趣旨か。
それはそれで説得的ではあるものに、他方で釈然としない思いが残るのも偽らざるところ。

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2023年10月13日

Posted by ブクログ

「年金問題の根源は日本人の心にある」
「高福祉なら高負担は仕方がない」
年金制度は破綻すると云われているが、それは本当なのか?いろいろな角度から検証してくれており、本来の年金制度の仕組み、意図を教えてもらえる本です。


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2020年08月02日

Posted by ブクログ

1.新聞などで年金問題が騒がれているけど、どれも具体的な原因が書かれていないことに疑問を持った
そもそも本当に問題なのか

2.年金問題の批判を突き詰めると「厚労省の年金行政が間違ってる」ことに行き着きます。その理由として、積立式にしなかったこと、過去の設計が甘かったこと、年金に関わっていた政治家の不正運用などです。しかし、それ以上に深い話はされてなく、年金問題の構造を見つめ直し、抜本的な改革にまで話が行きつきません。その理由は、今採られている政策がそこそこ良いものだからです。その理由をデータとともに述べてある1冊です。

3.この1冊だけではなんとも言えないですが、新聞や雑誌なんかより的を得ている意見でした。結局は年金に対する不安は自分の心にあるということで、実際のデータから分析していくことが大切なのです。例えば、少子高齢化に対応してマクロ経済スライドを導入することで現役世代の負担を減らしていくということはあまり取り上げられません。このようなことにも目を向けていくことが大切です。
しかし、これからも大丈夫と思えない自分がいます。財政危機なのは変わりないと思っており、借金が増えていくだけの状態、かつ無駄遣いをやめない一部の政治家達には呆れている毎日です。

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2019年11月24日

Posted by ブクログ

著者は、与党の回し者か、あるいは、親の仇かたのか、と言わんばかりに現在の年金システムや雇用システムへの批判に反論している。

と言うとちょっと言い過ぎで過剰な表現ではあるが、今の社会保障システムに対して、よく言われる批判は、直感的で嫌な感情に走りすぎていると言う事をデータとともに一般向けにわかりやすく解説している。

すでに見聞きしたような内容ではあったが、改めて復習も兼ねた勉強になった。

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2022年09月15日

Posted by ブクログ

何故国会では事実に基づいた議論ができないのか、自民党がもっと正しい議論に導くべきでないのか。マスコミも野党の目眩しの議論に乗っかってはいけない。
本書が正しいのかは別として、不都合な事実に蓋をするのではなく、正々堂々と事実に基づいた議論を行う場にして欲しい。

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2021年09月21日

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