【感想・ネタバレ】まんがグリム童話 吉原 華の乱 7巻のレビュー

あらすじ

吉原の繁栄を祈願する祭り「吉原祭り」に、華は上客である如月と参加することになる。祭りでは、吉原一の花魁を決める催しが行われ、華もその候補に挙がった。しかし、この催しには如月親分の元情婦であった彦多楼の芙蓉が絡んでいると知り、以前酷い目にあわされた華は警戒するが、吉原一の花魁への道の足がかりになるならと、意気込みを持って芙蓉からの挑戦に打って出ることに――!!

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芙蓉の過去

一・二巻を無料で読み、主人公の華がどうなるのか興味があるので買い始めました。
一見普通の吉原遊郭ものかと思って読み進めると結構突飛な展開などもあり、単純な遊郭ものとは違って驚かされます。
この巻の最後の話は華のライバルの芙蓉の過去の話ですが、私はこの作品でこのエピソードが一番好きです。
おいおい…と時折引く(誉めてます)ほどのサドっ気を見せる芙蓉のバックボーンは、成程こういう事だったのね、と。お兄さんのヴィジュアルも美しく、ねじくれて歪んだ兄と妹の耽美な禁断の恋に萌えました。
やきもきしてしまう吉さんと華の両片想いは今後成就するのか、続きが楽しみです。

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2020年04月01日

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