【感想・ネタバレ】終の航路のレビュー

あらすじ

必ず生き延びる。
飢えても、騙しても、殺しても。
海面が上昇し、陸の大部分が水没した近未来。
生き別れの娘を救うまで、残された時間はあとわずか――

海面が上昇し、陸の大部分が海に沈んだ2130年。
マイラは小舟で島を転々としながら、生き別れの娘ロウを捜している。7年前、身重のマイラを置いて、夫は娘だけを連れて逃げた。
あるとき、その娘が北の辺境で生きていることが判る。そこは武装集団の支配下にあり、年頃になった少女達は一斉に“繁殖船”に乗せられるのだという。
マイラは一路北の果てへ向かった――すべてを賭け、娘を救うために。

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