あらすじ
金髪赤眼の皇太子から求婚された小国王女エリヴィラ。ハンサムで頭も良く、逞しい体の完璧超人な彼に惹かれる一方、釣り合わない結婚相手だから避けていると……。他の妃候補に目もくれず、追いかけてきて「俺の愛が足りないなら極上の快楽もやろう」と激しく求めてくる皇子様。情熱的なキスと巧みな愛撫は、素直になれないエリヴィラの心を蕩かせ、気がつくともう逃げられない!
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狩られる花嫁
皇太子さまがすぐ勘違いして怒る以外は、良いカップルでした。
建前上花嫁選びのお話ですが、ライバルの令嬢達が最初嫌な感じで出てくるのに、女同士の嫉妬やギスギスした関係で終わらず良かったです。ほんと、話聞かずに好き放題してくるの皇太子とか身分の高い人たちばかりでしたね…
Posted by ブクログ
小国の王女エリヴィラは隣国から小麦が入って来ない理由を調べに隣国の執務室に潜入。
つい目的を忘れて、資料を読みあさっているエリヴィラは、寝ていた皇太子デュオンに見つかっちゃいます。お互いに商才があって話に夢中になってるうちに、デュオンはエリヴィラを妃にと見初めちゃって、逃げるエリヴィラを追いかけ回してますが、確かに花嫁狩りと言われればそうかな?ちょっと微笑ましかったけど。
花嫁選考のお店対決の話は確かに突拍子もないお話で、実際これで花嫁が決められたらどうなの?って感じですが、エリヴィラがつい周りの女の子たちのお店を手伝ったり、勝負がついたあと、女の子たちがエリヴィラを認めていたりってのはいいなぁって思いました。
エリヴィラを好きで追い詰めちゃってるデュオンも腹黒とまではいかないし、なんだか微笑ましいお話でした。