あらすじ
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学校の帰り道、トモヤは後ろの席のワタルくんにされたいじわるを思い出して、イヤな気分です。ワタルくんは、授業中にトモヤのことをつっついてきたり、小さくて幼稚園の子みたいと笑ったりするのです。トモヤが公園にやってくると、「ラムネ屋」と書かれた屋台を見つけました。すると、屋台の魔女は、「イヤなことがあったようだね」と言い当てました。トモヤがワタルくんの話をすると、「いじわるラムネ」をすすめてきました。それは、されたいじわるを言いながらつくるラムネで、食べるといじわるをされた時のように悲しくてくやしい気持ちになると言うのです。トモヤは、ワタルくんのいじわるを思い出しながらラムネを5こつくりました。ラムネをつくり終わると、ちょうど公園の近くを通るワタルくんを見つけました。トモヤがワタルくんの後をついていくと……。第65回青少年読書感想文コンクールの課題図書『魔女ののろいアメ』の続編。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
トモヤくんが わたるくんの意地悪って言ったのは ちょっとかわいそうだと思った
けど 渉 君は授業中に鉛筆とかで頭とかをつっつくのはちょっと悪いなと思った
意地悪 ラムネを買ったら仲良くなれて良かったと思った。
2023/10/27 6歳
Posted by ブクログ
ワタルくんにいじわるされてる、と思ったけど、そんなつもりじゃないのかも…といじわるラムネのおかげで考えることができたトモヤくん。
ワタルくんもわかりにくいけど優しい子。
オチもちゃんとあります。
お互いの気持ちを伝え合うこと、想像することの大切さに気づける本です。
全ページにイラストがあり、フォントも大きく見やすく、1年生でも読み聞かせできそうだと思いました。量も10分〜15分で読めるくらいです。
追記
2年生に前後半分けて読み聞かせ。前半41ページで「続きは来週」と言うと、「えーっ!!めっちゃいいところやんー!!早く来週になってほしい」という声多数でした。ものすごく集中して聞いてくれました^^