あらすじ
荒涼とした砂漠に、突如、大花園が出現する。雨季とともに花開き、まもなく消えてしまう幻の花景色だ。南北600キロも花街道がつづく南アフリカ、クリスマスリースのような花束が咲くオーストラリア、世界でもっとも乾燥した大地がピンクの花で敷き詰められるチリ、瑠璃色の花が砂丘を埋めつくすペルー。これらすべての花園を訪ねて地球を何周も巡った写真家が、多種多様な花、そこに生きる人々や動物の姿をカラーで紹介。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
TV「クレイジージャーニー」で知った写真家。
砂漠が一変!花園に変わってしまう奇跡のような美しい現象と、目をキラキラさせる著者に心を鷲掴みにされてしまいました。
本書では、ペルーのロマス・デ・ラチャイ国立保護区、南アフリカのナマクワ国立公園、オーストラリアのコールシーム保護公園、チリのアタカマ砂漠を訪れたときの体験が綴られています。
まるで楽園のように見渡す限り咲き誇る花々と野生生物とのコラボレーションは、雄大でロマンチック。
同じように撮影をしていた植物学者や現地の人など、旅途中で出会った人たち。そして、繋がっていく人とのご縁。
遠く離れた土地にありながら近種の花を咲かせる不思議や、人知れず植物が姿を変えていく中で出会える奇跡。
エル・ニーニョ現象は、砂漠においては花を咲かせるための貴重な自然の恵み。地球規模の大きな視点になると、見えてくる世界もスケールも全く違う!
こんな世界があったとは……
かなり豊富に写真が載っているのも嬉しい。
雪のようなバスケットスフォリー、放射状に咲くリースフラワー、生命力にあふれたガラ・デ・レオンの花にすごく惹かれました。
植物の世界はおもしろいなぁ。
地球ってすごい!!
植物の力ってすごい!!
『災害っていわれているものは人間にとっては災害だけど、地球にとっては必要だから起こってる』
著者の言葉が心に残りました。
『自然は、のめり込めばのめり込むほど、知らないことが増えて、今日みたいなことが起きる。』
Posted by ブクログ
最初はあまり期待せずに読み始めたのだけれど、ページが進んでいくほどにとにかく夢のような花園ばかり。素晴らしかった!2012年の私の新書ナンバー1です。
Posted by ブクログ
砂漠のイメージからはとても想像がつかない、鮮やかな色の花でうめつくされた大地の様子は感動的。ところ変われば、植物の形も全然違う。著者は写真家なので、多数収録された写真も見ごたえあり。
Posted by ブクログ
世界の四大花園は、砂漠にある。
これ自体、意外なことだった。
ペルーのロマス、南アフリカのナマクワランド、西オーストラリアのペレンジョリー、チリのアタカマ砂漠。
こう言った地名が登場する。
鮮やかな色、珍しい形。
どうして植物はこんなに多様で美しいのだろう。
写真家の手になる本なので、やはり写真が美しい。
見とれていて、文章のほうがちっとも頭に入ってこないくらい(笑)。
植物は好きなので、植物園に行く機会も多い。
住んでいる町の植物園は、国内でも最大規模で、ここでかなりの種類を見ることができる。
しかし、本書を見ると、現地で、その環境で見ることのインパクトは絶大なんだろうなあ、と感じる。
残念ながら、私がこの四大花園を自分の目で見ることはできないだろうけれど、群落を見てみたい。
花酔いという状態を味わってみたい気がする。
Posted by ブクログ
主人が運転中に聞いてたラジオに写真家の野村さんがゲストとして出演していたそうで、帰宅するなり
「世界の四大花園って知ってる?花園の定義は、360度花園以外のものが見えない状態を言うんだって。南アフリカは600キロ花園が続くんだって!
花焼けって知ってる?花が眩しすぎてサングラスなしじゃ歩けないって!
花酔いって知ってる?花が鮮やか過ぎて頭がクラクラしてくるんだって!」
と大興奮。
ラジオで聞いただけでも、(私なんて主人からまた聞きしただけでも)強烈なインパクト。
さっそく本を手に取ると・・・・
本当に唖然とするような世界が広がっていました。
写真はもちろん素晴らしいのですが、紀行文も素晴らしい。丁寧だしリアリティのある表現で、この人がラジオで話したらそりゃー写真みたくなるわ、という感じ。
実際に現地に訪れたような錯覚に陥ります。。
四大花園はすべて砂漠の中。雨季の時期の降水量が一定量を超えた年だけ、それもほんの短い期間、砂漠に大花園が現れるのです。
自然ってすごい!と素直に感動できる世界です。
新書サイズなので迫力に欠けるんですが・・・
もったいない。
大判パネルで見たーい。