【感想・ネタバレ】未来予測入門 元防衛省情報分析官が編み出した技法のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「未来予測」を生業にする人がいかなる方法で未来予測をするのか。それを平易に著したのがこの本である。
 未来予測「入門」というタイトルであるが「未来予測は外れるのが当たり前」と言い切っている。
 実際のところ1971年のイギリス・エコノミスト社の予測には「全世界的パンデミック発生」とあるが、40年後の実際の未来では起こっていなかったので「発生せず」となっているが、2022年を生きている我々ならすでに経験しているCOVID-19によるパンデミックは実際に発生している。
 この例は例外であるが悲観的な予測については外れているものが多い。これは人類がその未来を避けることを選択し、それに向かって行動したことによることが多いのだと思う。
 気候変動も1980年代には顕在化し1990年代には全世界的な取り組みも始まっていた。グレタさんの一件で彩度注目されているこれも50年を単位にすれば解消していることを願う。自分自身も微力ながらもも取り組んでいきたい。

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2022年01月30日

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