【感想・ネタバレ】ふたりのパパとヴィオレットのレビュー

あらすじ

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パパが一家にふたりいたら、変?おかしい?
男どうしで夫婦になるなんて、何かの病気?
でもヴィオレットなら「ちっともおかしくないわ」と言うでしょう。
「パパとダディーはわたしが大好きで、
わたしもふたりのことが大好き。みんなの家族と同じなの」と。
“家族って、何?”
どんな家庭も抱えるこの問いに
シンプルな答えを与えてくれる、とある一家の物語です。

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Posted by ブクログ

パパが2人いる家庭のお話。
読み終わると、「家族って、何?」を考えさせられる。
ハッキリした色合いに、見やすいイラスト。
わかりやすい文章にすぐに物語に没入した。

パパが2人いることで主人公のヴァイオレットはいじめられるけど、彼女が1番悲しいと思うことは外に出かけるときにパパかダディーのどちらかしか一緒にいけないこと。
学校でいじめられたことも、2人が悲しむから内緒にするあたり、本当に心が優しい。また、親として完璧なのでは?と思えるパパとダディーがいるヴァイオレットがすごく羨ましい!自分もこういう親になりたいなぁと思わされる。
物語はひとまず「めでたしめでたし」となるけれど、LGBTの差別はこの物語では解決されない。「貴方はどう思った?」と作者に問われているようで、心に残った。

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2024年05月14日

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