あらすじ
コードネームはM・M!(ミラクル・マイティ!)エムエムとは、この物語の主人公牧村三太のコードネームだ。最初のMはミラクル、次のMはマイティの頭文字である――。大脳が異常発達する奇病により生まれながら超能力を覚醒させた少年が、無敵の肉体と自ら開発した戦闘機エムエムマシン、スーパーカーモンスーン、強力なインパクトガンといったウェポンで平和を脅かす様々な組織から、たった一人で世界を守り抜く!海洋SFのスペシャリスト小沢さとるが1965年に「少年サンデー」「少年マガジン」の2大少年誌を股にかけて連載し、少年達の夢と想像力を刺激したスパイアクションの金字塔が、連載時の全てを収録、描きおろしカバーの完全版で甦る!!
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Posted by ブクログ
エムエム三太は、秋田書店から出ていたサンデーコミックスに入っていたが、何故か比較的早い時期に絶版となったのか、当事コミックスに必ず挟まっていたサンデーコミックスの一覧表から消えてしまい、一度も書店で見かけることはなかった。同様にリストから早い時期に消えた作品としては、桑田二郎、平井和正の超犬リープや堀江卓の矢車剣之助があったと記憶している。
そういう事情で当時は読むことができず、○十年を経てようやく読むことができた。
さすがに今読むと子供の頃のようなわけにはいかないが、こういう作品はどこか心の奥に響く部分がある。
1巻には山川大助名義で少年サンデーに発表された「アンチロック作戦」と、小沢さとる名義で少年マガジンに発表された「ムウムウ団」の前半が収録されている。
少年サンデーコミックス版にも両方収録されていたのだろうか。
エムエム の意味が ミラクル・マイティ の略だというのを初めて知った。