【感想・ネタバレ】ザ・クレーター 2(少年チャンピオン・コミックス)のレビュー

あらすじ

たった1400グラムの人間の脳髄の中に、おそろしいほどの広がりと深さを持った、心の扉がある―― 人間の心・心理をテーマにした色とりどりの連作短編集! 漫画家か、そのほかの道か。将来を悩んだ熊隆一の前に、怪しげな老婆が現れ、「どうしても自分の仕事にうたがいが出てきたら、八角形の館においで」と告げた。……やがて5年後、熊は八角形の館の前にたたずんでいた!(第1話 八角形の館)他、7編を収録。

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Posted by ブクログ

人間の心をテーマにした物語は30億かあるいはその10倍もあるはずである。このシリーズは、そのうちのほんのいくつかをえらんで、みなさんに紹介するのだ…。

少年誌(週間少年チャンピオン)連載ながら、一編一編の深さが秀逸の短編シリーズ。最終的には悲劇的な結末が多く、オクチンの活躍も相まってかなり読み応えがあります。「名作は色褪せない」の言説通り、発表から40年近くたった今でも読者を引き込む力は計り知れません。個人的には、「クレーターの男」や「溶けた男」、「八角形の館」といった作品が特に印象深いです。

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2009年10月04日

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