【感想・ネタバレ】能楽手帖のレビュー

あらすじ

能楽で上演される現行200曲をすべて収録。あらすじや見どころ、出典、上演時間や流派など、基本情報を網羅した鑑賞のお供の決定版。能楽研究の第一人者が贈る、観能のたのしみが深まる鑑賞案内。

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Posted by ブクログ

はじめに、と、おわりに、と、間は、翁と吉野天女を

能をみて、素晴らしい舞だとか思うけど、これをどう受け止めれば良いのかがなかなかわからん、と、思ってたら、まさにそういう評価があったようで、おわりに、にあるが、坪内逍遥などが明治にも言っていた「綴れ錦」という表現は、なるほど、と、納得。
良い錦のキレのツギハギということで、材料はよいが、全体の構成を欠くということらしい。
こう言ってもらえると、正直、安心するところもある。
そうそう、そういう印象と。
ただし、世阿弥が「花鏡」にて、目利きばかりで能を知らず、能を知ってても目利きがない、そういうやつばかりが多いが、その両方があるのがよい、ということを言ってるとのこと。
そうそう、そうよね、やっぱりそこは難しかったりするのよね、というのでこれまた安心。

目智相応する。頑張ろう。

と、思いながら、これを目で表してるところにとても心惹かれるところもある。
目の寓意の東西、なんかね。

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2020年01月14日

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