【感想・ネタバレ】そして、生きるのレビュー

あらすじ

3歳のときに両親を亡くした生田瞳子は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。大人になった瞳子は女優を志し、東京で開催されるオーディションに挑もうとするが、その前日、東日本大震災が起きる。その後、気仙沼のボランティア活動に参加し、東京の大学生・清水清隆と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、なぜか彼のほほえみに違和感をおぼえる瞳子。気仙沼で一緒の時間を過ごした瞳子と清隆は、いつしか互いに特別な感情を抱いていく――。

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Posted by ブクログ

ドラマの役者さんたちと監督はもうとてもこの物語を素晴らしく語ってくださいましたが、
ノベライズの文字を通して、よりそれぞれの心や思いを味わうことができました。

ラブストーリー以外の線では、
個人的に、
ボランティアのところのとある描写に対し、
かなり衝撃的でした。
そして去年の朝ドラ#おかえりモネ との繋がりもあって、
再び自分の心を揺るがせたのを覚えています。

——-

この作品は、
ラブストーリーとして、
納得いかない部分があると思います。

私にとって、

これからの人生で、
きっと時々心の隅から
自然と出てきて、
その余韻を感じられる、
そんな作品に違いはありません。

0
2022年07月31日

Posted by ブクログ

連続テレビドラマのノベライズ版。
単なる恋愛ものと思いきや、巡り来る不幸に対して、強く生きて行こうとする二人の物語。
不幸、苦難を乗り越えてきているだけに、恋人を思いやり、素直に飛び込んでいけない瞳子。
自分で、自分の人生をなかなか切り拓いていけない清隆。
テレビ、映画的であり、ところどころで、情景が観に浮かぶようです。
最後に、力強く生き抜いていく決意を固めた瞳子と、やっと割り切れた清隆が眩しい。若さを、力強さを感じさせられます。

0
2022年09月14日

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