【感想・ネタバレ】まんがグリム童話 エリザベート・バートリー ～女たちの悪夢～のレビュー

森園みるく / 村崎百郎

11歳・少女の犯罪、実の娘たちに性の手ほどき行う親……。実際におこった事件や都市伝説をベースに描かれた大人のための官能メルヘン。

[ブクログ · ★★★★☆]

2010年７月。
村崎百郎刺殺の報に大ショックを受けつつ購入。

「女」の醜さ・愚かさ・悲しさを抉りつつ癒す、読めば読むほど味が出る連作集。

【収録作品】
・女たちの悪夢～メアリー・ベル～（実在殺人鬼）
・女たちの悪夢～だるま女～（都市伝説）
・女たちの悪夢～カトリーヌ・ド・メディチ～（実在人物）
・女たちの悪夢～エリザベート・バートリー～（実在殺人鬼）
・女たちの悪夢～ウィリアム・テルごっこで殺された女～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（実在人物伝「ウィリアム・バロウズ」）
・恐怖の館殺人事件（実在事件）

[ななち · ★★★☆☆]

怖い

人間の業っていうのはどうしようもないのだとしみじみ感じさせる。バートリー夫人の話は有名だけど、近年の事件は知らなかった。キモくて怖い。好き嫌いが分かれる作品。