【感想・ネタバレ】リベラルアーツという波動 答えのない世界に立ち向かう 国際基督教大学の挑戦のレビュー

伊東辰彦 / 森島泰則

日本初の教養学部一学部の大学として、リベラルアーツ教育で世界に人材を輩出してきた国際基督経大学（ＩＣＵ）。いま、戦後最大の過渡期と言われる教育現場で、ＩＣＵは何を考え、実践しているのか。本書はＩＣＵの現在進行形をまとめた一冊である。

[ブクログ · ★★★★☆]

本書はICUの実践例集である。特徴は、教育を提供する教員側から見解に加え、学生の言説を多く取り入れて編集されたことで、その内実が理解しやすい点にある。さらに、序章と終章で著者がリベラルアーツ教育の理論的支柱を的確に示し、事例紹介をより確かなものとしている。

[ブクログ · ★★★★☆]

今日的なリベラルアーツ、特にICUの教育実践についてわかりやすくまとめられていた。非常に参考になる。