【感想・ネタバレ】空飛ぶくじら部のレビュー

あらすじ

遠巻中学校の2年生男女、鰐淵頼子と犬走凪人。二人は幼稚園時代からの幼なじみで、仲がいいわけでも悪いわけでもない。二人は、幼い頃から、不定期になぞの空飛ぶくじらに吸い上げられ、どことも知れない世界へと連れていかれる。空飛ぶくじらがやってくると、おかしなことに、二人の周りの人やモノの動きがピタリと止まって動かなくなる。別世界から元の世界に戻った時も、時間はまったく経過していない。空飛ぶくじらに吸い上げられ、別世界に降ろされたあとは、空飛ぶくじらが迎えに来るまで、ひたすらそこで生きていかねばならない。二人はこの一連の流れを、「空飛ぶくじらの優雅な遊び」と言い、部活動になぞらえて「空飛ぶくじら部」と呼ぶ。「活動日誌」6話――「爆撃機」「ゾンビ」「弱肉強食」「ヤンキー」「ムラ」「鬼」――から成る、世にも奇妙でふしぎな冒険ファンタジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さまざまな時代にクジラに連れて行ってもらえる。

次は、どんな時代にタイムスリップするのか楽しみながら読めました。

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2021年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある日空にくじらがやって来て、主人公の二人をいろんな時代、いろんな場所に連れて行きます。くじらが迎えに来るまでは、なんとかそこで生きていかなくてはいけません。くじらがなぜ二人をタイムスリップさせるのか特に説明はなく、二人も淡々とそれを受け入れていて、ドラマチックな展開もなく、いろいろな場所へ行っては帰るを繰り返しています。
読み手は二人とタイムスリップをしながら、そこに自分の思っていた当たり前ではないことに気づきます。昔話では鬼と言われていた人が、実は外国人で言葉が通じなかったために誤解されていたかもしれないこと、金髪のヤンキー女子は両親の理解があってヤンキーの姿をしている優等生であることなどなど。押し付けがましくなく、違う一面を見せてくれるお話の数々は、中学生くらいの子供達に受け入れられるのではないかと思いました。

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2020年08月13日

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