【感想・ネタバレ】蒼空の絆 【イラスト付き】のレビュー

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引き込まれました。

2021年10月10日

時代背景や世界観がしっかりしていて、登場人物の心理描写が丁寧に書かれていて、引き込まれました。読み始めると止まらなかったです。

エーリヒの絶対的エースで忠誠心、責任感が強いところ最後まで格好よかったです。
アルフレートの、真面目でエーリヒを深く思いながらも、一定の距離で献身的に支える姿が心打...続きを読むたれました。
戦時中での葛藤の中で、惹かれ合いながらも、依存しすぎない2人の関係性はとても良かったです。まさに表紙の絵通り!

ストーリーもまとまっていて、はらはらしましたが、無事良い方向になってほっとしました。

#深い #カッコいい

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止められずに一気読み!

2020年12月10日

かわい先生の物語には、いつも美しさを感じます。
戦争下の緊迫感と、ひとときの安らぎとのメリハリが印象的。
ページをめくる手を途中で止められなかった。

美しく清廉なエースパイロット(受)に、補佐官としてがっちり寄り添う攻の番犬ぶり、ふたりの関係性にめっちゃ萌えました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年06月04日

▼あらすじ
北の大国N連邦との対立が続く東宝グランツ帝国、その北部戦線を守る空軍北部第三飛行連隊――通称『雪の部隊』に所属するエーリヒ・ヴィクトル・フォン・シェーンブルクは、『雪の女王』として名が轟くエースパイロットであり、国家的英雄のひとりでもある。歴史ある旧王国名門貴族の末裔で圧倒的な美貌を誇る...続きを読むエーリヒは、厳しくはあるが部隊内の信頼も篤い、理想的な指揮官だった。そんなエーリヒの司令補佐官を務めるのは、幼少の頃よりエーリヒを慕う寡黙で忠実な男・アルフレート中尉。厳しい戦況の中、戦闘の合間のささやかで穏やかな日常を支えに、部隊の皆と共に生き残るために必死だったエーリヒだったが、ある日、激しい戦闘の中、利き腕の肘から先を失う怪我を負う。そんなエーリヒに対し、アルフレートはそれまで以上に献身的な忠誠を見せるが――?

***

ストーリーの完全度:非常に高い
トーン:せつない・シリアス
エロ度:普通
萌え度:高い
総合評価:★4.8

美し過ぎる表紙に惹かれて購入。かわい先生の作品を読むのはかなり久し振りだったのですが、予想以上に読み応えがあって大変面白かったです…!
戦争モノなので全体的にはシリアスな雰囲気なんですが、仲間が死んじゃうとかそういう重たい展開は一切ありません。
ただ、事故で受けが隻腕になってしまったり、攻めが大怪我を負ったりというような若干の流血展開はあるのでそういうのが苦手な人は少し注意が必要かもです。

個人的には最後の方の展開が凄く好みでした。国の存亡を賭けた命懸けの任務を任されたエーリヒがアルフレートと一夜を過ごすシーンなんてこれが最後の夜になるかもしれないっていう二人の心情を考えると凄くせつなかったですし、その後でアルフレートが自分を置いていくつもりなら今ここで始末してくれって言うのも良かった…!!エーリヒはアルフレートに生き残ってほしいし、アルフレートはエーリヒがいないと生きて行けない……。なんて“エモい”関係なんだろうと思いましたね(笑)
極め付けは最後の空中戦!この辺はもうハラハラしっぱなしで、不時着するシーンなんて祈るようでした。アルフレートが生きてて本当に良かったです(T-T)

戦争がテーマのお話なので難しい単語も沢山出て来ますし、登場人物の名前も全員カタカナなので少々読み辛いなと思う事はありましたが、説得力はバッチリなのでストーリー重視派の方には自信を持ってお勧め出来る作品ですね。
何より、美しく聡明なエースパイロットのエーリヒと、どこまでも忠実で一途な副官のアルフレートがどのようにして出会い、絆を深めていったのかが最初から最後までしっかりと丁寧に描かれているので良かったなと思いました。
表現の仕方も心にグッと来るものがありましたし、最後はハピエンなので戦争モノが苦手な方でも楽しく読めると思います。お気に入りの一冊です(^^)v

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Posted by ブクログ 2021年05月04日

#BL #かわい有美子 #蒼空の絆
久々のかわい有美子さんのBL!かわい有美子さんの作品は少しゴツめな印象なのが良い。今回は軍人モノ!やっぱりいいなぁ。

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