【感想・ネタバレ】優しい日本人がこの国をダメにするのレビュー

あらすじ

年間の財政赤字が税収を上回り、デフレ状態は20年も続いている。先進国とは言い難い国民1人当たりのGDP、地方都市の医師不足、毎年3万人を超える自殺者……日本という国は確実に衰退している。その原因は情緒的で「優しい」という国民性にある。本書では、国際競争力を備えた戦略的な国民を育てるために、日本が今後100年間に行うべき具体的な社会システム改革を提唱する。

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Posted by ブクログ

日本人の特徴である「周囲の人間、顧客、組織への優しさ」に対する否定的なタイトル。
氏の見解では、日本人は合理的な判断力に欠け、情緒的な判断をする傾向にある。したがい、前例が無く処方箋が分からない状態では、周囲の人間に甘い「情緒的な」判断をしてしまい、解決能力が低い。

ゆとり教育は、詰め込み教育の否定であり、上記のようなマニュアル人間を無くし、自由な発想が出来る人間を創ることで進められた。(2002年 5400時間)しかし、OECDの調査で、日本人の総合学力が落ちていると見るや、再び教育時間は上昇している。(2010年5700時間)。教育時間は本質的な問題ではなく、情緒的な判断に傾斜する日本人の特性をどう良い方向へリードすることを考える必要がある。本書は、そのための処方箋を、自由闊達に提言したものである。独創的で、Drasticな改革のアウトラインが多く羅列されているので適切に判断できないが、多くの人が言うように縦割りの官僚機構はどうしても変えなければいけないのだろう。

氏の提案:1エリートキャリア層の廃止
     2国会議員の資格化(ハイレベルな知識を持つもののみ)
     3シンクタンクの重用(国会議員予備軍)
     4国家戦略室の機能拡充(道州制導入で、地方分権推進)

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2012年01月14日

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