あらすじ
叔母が経営する保護猫カフェで店長を務める五十鈴は、学生時代の元彼から受けたひどい仕打ちがトラウマとなり、恋愛に臆病になっていた。ある日の閉店間際、五十鈴は店のガラス窓に一人の強面男性が張り付いているのを発見する。五十鈴が声を掛けると男は近くの建築現場の作業員で、前々からこの保護猫カフェが気になっていたが、こんないかつい男が入ってもいいものか悩んでいたという。こんな気遣いのできる人が中身まで怖いわけがないと思い、店に招き入れてみると、やはり男は心の優しい人だったようで、猫になつかれてしまう。涼星と名乗った男は、これを機に店の常連となる。見た目とは裏腹にやさしくて、意外にかわいい性格をした涼星に、徐々に惹かれていく五十鈴。しかしそんなある日、五十鈴の心に深い傷を残した元カレと再会してしまい……。
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厳つい見た目のせいで人や動物に距離を置かれたり怖がられることを落ち込みながら話す攻に、ギャップ萌えを覚える受。
攻の左手の薬指に指輪が嵌ってて、攻は妻帯者だからこの気持ちは隠さなきゃ……と思いつつ、攻を想いながら自慰をしちゃう受。
しかもまさかの角オナしてて大変エッチでした。商業BLでは初めて見るシチュだったので大喜び。
多くは、受の部屋か猫カフェで話が展開する。
9割が二人の絡みシーン(いやらしい意味ではなく)なので、充足感がある。
受が恋愛不信になった原因の元彼(ゴミ寄りのクズ)も登場しますが、攻の対応がスパダリすぎて不安なし。
攻の義妹の母親(攻の義母)が学歴至上主義で、最初の一瞬の登場では結構癪に障るが、次に攻の口から語られる義母の様子がマトモになっているのでその点も問題ない。
まさに二人のやり取り、関係に萌えるためのBL小説。満足の一冊だった。
初読みの作家さん
保護猫カフェの店長受け様×建設作業員の攻め様
優しい彼と元彼に傷つけられたことでなかなか気持ちを伝えられなかったけど
猫たちのおかげで幸せにれた
しかしひどいクズ彼氏はイラっとしました