【感想・ネタバレ】集中講義デジタル戦略 テクノロジーバトルのフレームワークのレビュー

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Posted by ブクログ 2020年04月30日

デジタル産業の構造・フレームワーク(レイヤー構造、プラットフォーム、ネットワーク効果、規模効果)について分かりやすく整理されている。GAFAの成長戦略だけでなくスタートアップの成長戦略にも触れており、特に事後資源蓄積論として紹介されている「参入タイミング(早く参入)→ネットワーク効果を高めて事業拡大...続きを読む→資源(技術)蓄積→顧客基盤や蓄積技術に関連した分野への多角化」とのプロセスはスタートアップが意識する必要のある事業プロセスであると思われる。

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Posted by ブクログ 2020年04月02日

破壊的イノベーションやプラットフォーム戦略など、デジタル化する現代において重要な経営戦略がまとめられている教科書。バイブルとして読み返す価値あり。

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Posted by ブクログ 2020年06月26日

ビジネス書は久しぶりに読みました。一応ざっと足りていないかもしれないところをインプットして頭の中の全体感を整理しておこうかと。
そのような目的に対して良書でした。

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Posted by ブクログ 2020年06月08日

本書は、すでに定説化した経営理論をデジタルビジネスに当てはめて、解説していくことを基調としている。よって読みやすく、現場のビジネスパーソンの理解の手助けとしては大いに有効。
そしてデジタルトランスフォメーション下のバトルにとして、デジタル化の三要因
・モジュール化(プラットフォーム化、レイヤー化)
...続きを読む・ソフトウェア化(AI化)
・ネットワーク化(コネクティド化)
が、特徴づけられ、これらの特徴を十分に意識・活用してこそ、上述の理論が破壊的な新興(進攻)勢力に対しての防御、反撃になる。そのように読み取れた。

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Posted by ブクログ 2020年05月08日

デジタル戦略のサマリー本。

概要レベルでは十分。トピックが多すぎて深くまで理解できない。ふーんと思いながら眺めるのが吉

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Posted by ブクログ 2020年02月04日

 「DX実行戦略」から連携されていた本で、タイトルだけだと相当ハードな印象を受けたが、いざ書籍を取ってみるとファンシーな絵もたっぷりでびっくりするぐらいわかりやすくDX学ぶには今のところ最も体系化されて整理されていて大変オススメな本!

ファンシーな絵と記載したが、具体的には「グラレコ(グラフィック...続きを読むレコーディング)」の技術を用いて、根来先生の講義をグラレコされた内容をふんだんに書籍に盛り込むことによって読者に直観的にイメージを持たせやすくしている秀逸な本。
CASEやMaaS、GAFAのプラットフォーム、スマホ決済やメルカリ急成長など、非常に具体的な話題を(たとえば仮面ライダーベルトや妖怪ウォッチをたとえに挙げてプラットフォーム理論を説明する等)非常にわかりやすく解説してくださっていて素晴らしい。
最新の学術的研究成果を極力平易に一般向けに記載いただいており、理論の網羅性や参照文献元も多数(というかものすごく多数)記載されており、継続的学習にももちろん利用できる。 その網羅性に『筆者としての解釈』が加えられているからすごくわかりやすい。

さて、いつもの引用ですが、今回はイントロダクションから。 本屋にてその部分を読んでみて、この書籍を手に取ってみれば、もう買うしかないでしょ?と思ってしまいますね。
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P2 本書は先行理論を整理しながら、筆者の独自理論を加えた、デジタル戦略の体系的説明を行う試みでもある。
 本書の議論に先行する主な理論として、以下のようなものがある。破壊的イノベーション論・ジョブ理論(クリステンセン)、ブルーオーシャン論(キム/モボルニュ)、デジタル・ボルテックス論(ウェイド)、エクスポネンシャル企業論(イスマイル)、2サイドプラットフォーム論(アイゼンマン、ハギウ)、両利きの経営論(オライリー/タッシュマン)。
本書では、これらの先行する理論について、その特徴と限界について記述した上で、筆者なりの解釈を加えた新しい体系化を図っている。
(中略)
 本書は、一般向けに書かれたものだが、筆者のアカデミックな研究成果を踏まえたものである。
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Posted by ブクログ 2019年10月28日

デジタル戦略論というよりも、デジタルプラットフォーム戦略論、が本のタイトルとしては適切か。網羅的なカバー範囲は知識の整理と不足している領域の確認に役に立つ。

企業自身のデジタルトランスフォーメーションではなく、市場、製品サービスの代替戦略、イノベーション理論の解説に軸足が置かれた本書。イノベーショ...続きを読むンのジレンマ、ブルーオーシャン戦略、ジョブ理論、両利きの経営、プラットフォーム戦略などがベース。
最新の理論を著者独自の理論を交えながら網羅的にカバーしているので、個々の理論の導入として、とても有用。
事例も多く取り上げられており、タイミング的にQR決済事業者の覇権争いや、メルカリの事例が手厚い。

この本を読んだ後に、スタートアップの科学を読むと面白い。

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Posted by ブクログ 2019年08月27日

破壊的イノベーション論、ブルーオーシャン論などの先行理論の特徴と限界について記述した上で、筆者独自理論を加え論じている点が面白い。アカデミックながら実務も強く意識した良書である。会社も自分も、いつのまにか生存可能領域から外れて退場させられることがないようにしたい。

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Posted by ブクログ 2020年08月20日

既存事業の現在地や改善、新事業を立ち上げるに伴う際には非常に参考となる本。

帯にある通り、「理論的チェックリスト」
事例もあり、項目ごとにわかりやすく纏まっており、
やはり根来教授の本は読みやすい。
日経BPなのもとっつきやすさをたすける。
しかし、頭から通して読むのはカロリー高い。

参考資料と...続きを読むしては有用。

DX系の本には必ずと言っていいほど破壊的イノベーション(ディスラプション)が掲載されるが、経営層や事業企画などの部署以外には非常に遠い話に思えてしまう。
とは言え、知っていないと、その立場に立ったときに痛い目に合いそうで学んでいる。

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Posted by ブクログ 2020年04月06日

デジタル化の戦略について、既存の各種理論との統合をはかりつつ独自の理論を展開されている。デジタル化とディスラプション論、イノベーション論、プラットフォーム論など個別で語られることも多い領域を統合しデジタル戦略の全体像としてまとめられており、全体としてのつながりや効果を考えるのに参考になる。

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