あらすじ
皇后雅子さまと他の候補者たちを分けたものと
それぞれを待っていた未来とは
令和時代が幕を開け、皇后となった雅子さまに大きな注目が集まっている。
現在の皇室も結婚問題に揺れているが、天皇陛下が雅子さまを射止めるまでの「お妃選び」も、初めてお相手候補の報道が出てから15年という長期にわたり世間の耳目を集めるものであった。その間、リストアップされた有力候補者たちは本書に登場するだけでも70名。
雅子さまとのご成婚に至るまでに、家柄も学歴も申し分ない候補者たちがなぜ、どのようにリストから消えていき雅子妃が誕生したのか。外務省でのキャリアを捨てて皇室に入られた雅子さまと、消えたお妃候補者たちは同世代で、いずれも「男女雇用機会均等法」第一世代。四半世紀を経た今、果たしてそれぞれの幸せをつかんでいるのか――克明に追ったルポルタージュ。
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Posted by ブクログ
雅子様を批判する方々は一度この本を読んだほうがいい。
マスコミの過剰報道も改めたほうが良い。
皇室は娯楽では無い。
ただKKはなぜ結婚できたのかは未だに謎である。
Posted by ブクログ
「浩宮のお妃になるのだから、最高の人を探したい」という東宮大夫の言葉に、皇族の配偶者候補は当時はモノとして見られていたのだなと思った。
と思いつつ…たしかに皇族は国民の税金で暮らすのだから、よほど変な人だったらそれはちょっと嫌だなあ、という気持ちも持っていることに気付かされる。
国民からこんな目で見られて、息苦しいだろうな。
SNSが発達したいま、国民が皇室に対してどんなことを思っているか、ネガティブな意見ほど、当時よりも目につきやすくなっているだろうと思う。
お妃になる女性に上司がいてはいけない、など、配偶者候補の条件が挙げ連ねてあり、面白かった。
上司がいてはいけないといいつつ、外務省から候補を出す動きもあり、結局雅子さまも候補に入っていたとは!
Posted by ブクログ
興味本位で読んだ本。
全く一般と隔絶された世界。
そんな世界とつながりを持つかも知れなかった女性たちというのは、どんな女性たちなのだろうか?と興味を持ったが、中身は、自分が想像していた中身ではなかった。
この時代錯誤なお妃候補選びとは。。。
お妃候補選びという時点で、女性を男児を産むための道具かのような扱いをしている気がしてしまった。。
すごい世界だな。。
そして、その世界を外から眺めて、好き勝手に考察をして報道をするマスコミ。
そこにプライバシーなどというものは存在しないかのように。。
その中で雅子皇后を一途に思われ、守ってこられた天皇陛下の凄さを感じた。
なんだろ、読み終わって思ったのは。。
女性週刊誌を読んだような感覚。。
あと、貴族、華族がワンサカ出てくる一般とは隔絶した世界の話。
大変な世界だな。。。というのが、感想かも。