【感想・ネタバレ】アメリカ人のみた日本の死刑のレビュー

あらすじ

世界的に廃止の流れにあるなか、オウム真理教事件の死刑が大々的に執行された。先進国では例外として死刑制度を維持する日本とアメリカを比較することで日本が「独特の死刑存置国」であることを示す。秘密裏の執行、日本の刑事司法における否定の文化、死刑制度を取り巻く日本の政治社会文化までを鋭く分析する。

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Posted by ブクログ

 やや偏りすぎだが、アメリカの死刑制度との比較で、日本の死刑制度の問題点がよくわかる。
 死刑でレポートを書く大学生にも便利そう(笑)。

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2021年07月12日

Posted by ブクログ

第三者からの意見は非常に参考になると思う。日本における司法の問題点が淡々と記載されている。
典型的な日本のだめな文化。臭いものを蓋をする。が随所に現れてて嫌になるが、かといってこれを読んで死刑制度に反対するかと言われたら反対はしない。むしろ、消極的賛成から変わらない。

なぜだろうと考えるとやはり最終的には被害者の感情が最優先されるんだよね。確かに冤罪や事件の真相や被告人を援護する仕組みが整ってない、死刑制度は犯罪発生率が低下しないなど問題点はあるんだろう。

だけど、シンプルに人の命を奪ってる人がなぜ生きているのか。
という疑問が溶けない。

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2021年09月15日

Posted by ブクログ

アメリカと日本を除くほとんどの先進国で廃止された死刑制度について、その問題点を丁寧に論じた良書。冤罪の可能性や国家による残虐行為という問題点は確かにあるがそれでもオウムのような重大犯罪者を死刑にしなくて良いかという感情論を考えれば判断が難しい問題。一般人向けの本ではない。

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2021年02月08日

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