【感想・ネタバレ】レシピ泥棒のレビュー

あらすじ

二ノ宮千佳。彼女は世界中のレストランやホテルの格付けを行う覆面調査員。ミシュランやゴ・エ・ミヨなど名立たるガイド誌から極秘裏に調査を依頼され、店の実態をつまびらかにするのが本来の仕事らしい。
第1話 星の魔力 依頼人はミシュラン本社のミシュランガイド担当幹部。フランスの星付きオーベルジュについての酷評のメールや投書が大量に編集部に届くという。味もサービスも、以前より格段にあがっているのに、なぜ? その真相とは。
第2話 カリスマ 依頼人は大手外食チェーンの開発担当。行列ができる人気ラーメン店<すずらん>の味の秘密を探ってくれという。果たして、その煮干しベースの醤油ラーメンの美味しさの秘密とは?
第3話 エトランジェ 依頼人は女性起業家。子供の頃に祖母が連れて行ってくれたお店で食べたフライのようなものをもう一度食べたい。揚げ物料理だけど、天ぷらやトンカツとは違う。洋食屋のフライのような、優しい味。あれは一体何だったのか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

軽いタイトルだったので、
内容も軽いのかなあと思ったけれど、
思ったよりも一本、一本がしっかりしてた。

最後の話が、出来過ぎな設定だけど、
なんか切なくて沁みる。

0
2023年06月06日

Posted by ブクログ

料理を扱ったお話が好きなので、読んでみた。表紙のカトラリーがちゃちく見えるので、中身の料理もそんなものかと思ったら、丁寧に美味しい料理が描かれていた。
よくある思い出から料理を探すとか、店に来る人の人生を変えるとかといったパターンではなかったので新鮮だった。最終話だけ、そのパターンだったのが少し違和感がありましたが…。

0
2019年11月05日

Posted by ブクログ

ミシュランガイド民間覆面調査員 二ノ宮千佳と助手丹谷タケルの短編集(タケル視点)

星を取ったが故の苦悩、
料理にかける想いや情熱がいつしか料理人の思い込みになっていた、
小さい頃に食べた思い出の料理の調査依頼など、
人と食と時代をテーマにした作品です

タケルがなぜ千佳の元で働いているのかなどの人間関係には深く触れていません

0
2021年08月07日

Posted by ブクログ

グルメ小説+ミステリー、と言った他にもありそうな趣向、まだこれからの作家さんかな、と言った印象。(違ってたらごめんなさい)
まあ、さらっと読める短編集なのでラノベ感覚でどうぞ。

0
2019年09月14日

「小説」ランキング