あらすじ
「不可能を証明することは不可能。だから、可能性は絶対に否定できない」
「“常識”の多くは根拠が曖昧。そんな常識が可能性をつぶす」
「“根性”は自分をどれだけ追い込めるかという話で、他人に強いられるものではない」
「やるべきは、“自分探し”ではなく、“自分試し”」etc.
本書は“そよ風”のような気持のよい自然な風を実現した扇風機「The GreenFan」、
“感動のパン”が焼けるスチーム技術を使ったトースター「BALMUDA The Toaster」などの
大ヒット製品を生んだ「バルミューダ」寺尾玄社長の哲学をまとめたものだ。
その哲学は“世の中にない製品”を生み出すバルミューダの「反常識」の考え方であり、
顧客から“熱狂的”な愛され方をしている「バルミューダ」ブランドの秘訣でもある。
ここには、厳しいビジネスの世界でも戦える「『売れない』を覆す力」がある。
人生や仕事を大きく変えるヒントも詰まっている。
語られる寺尾氏の哲学は18テーマ。
「可能性」「常識」「夢」「失敗」「決断」「大人」「コア」「根性」「比較」
「言葉」「伝える」「信頼」「時間」「楽」「苦」「協力」「仲間」「未来」。
どれも人生や仕事における「本質的」なテーマであり、
寺尾氏の視点は「今のままでいいのか?」と私たちの心に突き刺さる。
「もっと自分の人生を自由に、強く生きろ」
そんなメッセージを強く感じられる本書は、
忙しすぎて気持ちが沈んでいる人、もっと勇気を持ちたい人に“効く”だろう。
ぜひ一つひとつのテーマを「自分ならどう考えるか」と置き換えながら読んでほしい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1.カジサックチャンネルで見た時、良い製品だと思ったことがきっかけでした。デザイン、機能ともに抜群であったので、なぜこんなモノを生み出せるのだろうと思って読んでみたくなりました。
2.著者が社長の寺尾さんおよび社員の方にインタビュー形式でやりとりしてる様子を本にしてまとめています。テーマとして、「可能性、常識、楽、決断、コア、根性、失敗、夢、大人言葉、協力、未来」の10こを取り上げて話しています。
今より良いモノを、使って嬉しいモノを創ることを常に考えて働いてる熱い様子が伝わってくる本です。
3.「根性が間違った意味で使われている世の中になっている」という言葉は確かにと思いました。本書にもある通り、根性は本来自分が使う言葉であり、他人に強制されるものではありません。ただ、現実問題、無理をさせるというイメージが先行してしまい、悪いイメージが定着しました。これを機に言葉はしっかり使っていかなくてはならないと改めて思いました。
Posted by ブクログ
14歳のときの母の死が教えてくれたことですが、これからの人生で必ず決まっているのは「死ぬ」ことだけ。それ以外は、すべて不確定。
>>>本書p172
バルミューダの創業者である寺尾玄さんへのヒアリングをまとめた本。
1番ブッ刺さったのが上の一言で、「人生は可能性でしかない」という洞察を与えてくれた。
可能性は信じるものではなく、既にそこにあるもの。
だから道具として可能性を「使う」かどうかが人生を変える。というか、可能性を使えば人生は変わらざるを得ない。人生は、使えるツールだ。
こういう自由奔放に生きている、現代の南方熊楠みたいな人の成功譚を読むと、それが生存者バイアスではないとわかっていても勇気をもらえる。
あと、寺尾さんは、「素晴らしい人生」が人が最も求める商品だって言ってるけど、それは「本」なんじゃないだろうか。
本って視点を変えて洞察を与えることで人生を素晴らしいものに変えるから。そして本書はその一冊だった。