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Posted by ブクログ
約束したことは港の猫の誇りにかけて必ず守る。
命からがら飛んできたカモメが最期に産んだ卵を守り、孵し、育て、飛ぶことを教えなければ。
あくまでもカモメをカモメとして愛し、尊重する。決して猫にしようなどとはしない。
猫たちは自分と違う者でも愛せるということを学び、カモメは手探りの中でも猫たちのサポートを受けて全力で飛ぶことに挑戦して成し遂げた。
Posted by ブクログ
元々、小学校の学芸会で小学校6年生の次男が取り組んだ劇として知った作品。月刊ふらんす誌3月号で河野万里子さんのエッセイを読み、彼女の訳であることを知り購入。積読していたが、この度、作者のルイス・セプルべダ氏が新型コロナウィルス感染のため逝去されたことを新聞記事で知り、読み始めた。
「みんなこのときを、待ちわびていたのだ。猫だけが持ち合わせているすぐれた忍耐力のありったけで、若いカモメが飛びたいと自分から言い出すのを、待ち続けてきた。飛ぶためには、本人の決心が何より大切だということを、彼らはその叡智で知っていたからだ。」
自分にはその叡智が、忍耐力があるのか子供たちを思いながら、自問している。
Posted by ブクログ
カタカナの地名が全然わからないけど、この本読むだけで世界一周できちゃいそう!大海原の上の空を舞ってる気分♪
訳の河野万里子さんはなんと星の王子さまの翻訳家さんでもある!