【感想・ネタバレ】お金の未来年表のレビュー

あらすじ

「キャッシュレス社会が到来する」
「銀行が消滅する」
「仮想通貨が決済通貨になる」

このような声がメディアを通じて飛び交っており、私たちの「お金」の未来について漠然とした不安を抱いている人も多い。
本書では、世界ナンバーワンの投信評価機関であるモーニングスター日本法人社長で、SBIの役員を務める著者が、
これから私たちの「お金」に起こる「変化」を年表形式で解説する。

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Posted by ブクログ

ほとんど理解できなかったけど笑 
でも、読んでおいたほうがイイでしょうね。
「未来年表」というのはイイですね。
分かりやすい。
コロナ前の本なので、
もちろん、この年表通りには
いかないのでしょうけど、
それでも読んでおく価値あると思いました。

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2023年04月21日

Posted by ブクログ

年表との題名通り時代ごとにまとめられており読みやすい。最近デジタル通貨での給与支払いが法改正により認められたこともあり、この本の通り進んでいくのだろうなとは思ったが、重複している文章が多々見られるように感じた(個人の感想)
ギュッとまとめるとA4一枚でいけそう。
ネットやニュースで言っている内容も多く斬新さは感じられませんでした。まとめで見るには良いです。

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2022年11月01日

Posted by ブクログ

価値という言葉の定義を問い直すことになるのだろうか。
貨幣がすべてデジタル化されてしまったら、世の中はどうなるのだろう。
「今と変わらない。リアル貨幣がデジタル化されたデータになるだけ」という言い方もできるだろう。
本当にそうなのだろうか?
確かに今でもリアル貨幣と言えど、本当にリアルと言えるのは、財布に入っている数千円数万円の現金だけだ。
銀行口座のお金は数字でしかないのだから、もはやリアル貨幣とは言えないだろう。
企業間での取引は、実際に現金が動くことはほとんどないと言っていい。
請求書をもらって、経理で振込処理をして支払う訳なので、それも目に見えない数字が右から左に移動しているだけに過ぎない。
貨幣のデジタル化というが、実際には相当の部分でデジタル化になっていると認識できるだろう。
それならば、完全に貨幣を止めて「全デジタル化」だって、そんなに難しい話とは思えない。
間違いなくそういう社会に向かっているのは事実なのだろう。
しかしながら、大きな違和感を持ってしまうのはなぜなのだろうか?
それは「今と変わらない」ということがイメージできないからだ。
むしろ「全デジタル化されたら、大きく社会が変わる」と見える。
しかし、それが具体的な形としてピンと来ていない点に問題があるのではないだろうか。
本書では「貨幣の全デジタル化」が、自動運転にまで飛躍しているが、それもある意味では納得感がある。
銀行は意味をなさなくなり、国家が発行した貨幣の価値は下がり、暗号資産と混ざり合い、ゲームのスコアも、ポイントカードのポイントもすべてはデジタル化されたデータの中に融合されていく。
それらの総合点が個人の全ての資産となるのだろうか。
「個人信用スコア」というのも、所詮はデジタルデータの点数でしかない。
社会は間違いなくそういう方向性に向かっている。
その新しいルールの中で、人は幸せにどう生きるのか。
こういう点でも、新ルールの社会を生きていける人と、ついていけない人の二極化は起きそうだ。
これも一つの格差社会を助長する要因なのかもしれない。
お金に限らずにすべてがスコア化されていく中で、「価値」はどうなっていくのだろうか。
目に見えないが、価値が存在することに我々は気付いている。
それは気持ちよさだったり、心地よさだったり。
そういうものも自分の価値観できちんと認識が出来る人。
それとも、鈍感で目の前の数字で見えるスコアしか信用できない人。
ここも二極化されていくような気がする。人類にとって幸せなのは前者に違いない。
そういうことも意識して生きていくことが大切な気がするのだ。
(2021/12/16)

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2021年12月31日

Posted by ブクログ

通貨がデジタル化することによる、社会の変化についての予想が述べられた本です。
得てして予測系の本は当たらないことが多いですが、令和元年時点における将来起こりうる未来の一つとしての知識を入れるのに良いのではないでしょうか。

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

「お金の未来」がテーマだけれども、お金だけでなく、個人の信用や不動産の登記、生活環境の変化、働き方の変化など、様々な情報が飛び交う。一見テーマがコロコロ移り変わっているように思えるが、これらがブロックチェーン技術やスコアリング、AIなどの様々な先端技術によって支えられ、発展し、世の中に普及していくという共通点もまた見出すことができた。技術革新によって間違いなく到来する「超情報社会」に取り残されないように、またどう向き合っていくべきか、自分自身の中で考察するには十分示唆に富んだ書籍だった。

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2020年06月01日

Posted by ブクログ

消費税引き上げに対する緩和策としてのキャッシュレスポイント還元の参考に読んだが、それ以外の様々な情報が得られた。
口座維持手数料を取られるようになったり、ATMが減って(確かに銀行同士の相乗りATMが出来ると言うニュースを聞き便利になると思ったが)、ますますデジタルデバイドが進んでいくように思う。
電子マネー、デジタル通貨と仮想通貨の違いも理解できた。

ますますアナログ人間には住みにくい世の中になるな。

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2019年08月15日

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