【感想・ネタバレ】偽装 －オメガバース－のレビュー

バーバラ片桐 / 雪路凹子

アルファ限定の医大に進学し寮長を務める冬羽は、実はオメガだった。その秘密を理事長の息子である四季島に知られてしまい、発情期のフェロモンにあてられた彼に抱かれた。「秘密は守る。助けてやれるのは俺だけだ」つがいになることは拒否できたが、優しく触れてくる手は拒めなかった。オメガであることを隠そうとして、入学してからずっと心安らげずにいた冬羽は──。

[ブクログ · ★★★☆☆]

妹が「新型冬眠症」という病に罹り、それを研究するエキスパートのアルファ限定の医大に入る冬羽ですが、試験2ヶ月前にオメガであることが判明しそれを隠して大学生活をおくります。それを四季島にバレて発情期に入った所を助けられ、四季島に秘密を守る、助けてやると言われ、最初は疑うも、段々と惹かれて行き、彼女がいるのに自分と関係を持つのは四季島な悪いと悩み…拗れた恋愛ですが四季島の冬羽を想う優しさで無事ハッピーエンド。途中のイザコザはいい刺激ときっかけになってました。