あらすじ
日本のプロ野球を興奮させた「助っ人」たちの熱き闘いの日々と、いま歩む第二の人生。外人選手第一号のバッキー・ハリスから、スタンカ、ジーン・バッキー、ハドリ、スペンサー、マニエル、アルトマン、ジョンソン、ホプキンス、ライト、ジョー・ルーツ、バルボン,カ-クランド……などの白人・黒人選手を、外交史の権威が訪ね歩いて、綿密な取材を通して描く、ドラマチックな人間記録。
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Posted by ブクログ
スタンカ、バッキー、アルトマン、ジョンソンなど、子どもの頃に活躍した外人助っ人達。
彼らが日本で何を思い、アメリカに帰国後、どんな道を歩いたかを書き留めたノンフィクションです。
作者は、日本外交史のエキスパートであり、きっての大リーグ通でもある、慶應義塾大学教授、池井優先生。
1人1人を訪ね歩き、単独でインタビューした結果の1冊です。
やっぱり、あの頃の野球、面白かった!!
付記:
文庫版の作家:深田祐介氏の解説中に、「日本に外人選手は要らない。」という意見が当時(1986年)の我々日本人の中に多々あったことが紹介されていました。隔世の感をしみじみかんじます。